2月1日
月が変わったら前月の日記をアーカイブするというのを忘れていた。12月から残しっぱなしだ。そのうちやろう。
ロサンゼルスの山火事被害に対して、ロサンゼルス在住のYOSHIKIが50万ドルを寄付したというニュース。
この記事のタイトルは「YOSHIKIさん LA山火事で約7700万円寄付」だが、これには違和感がある。YOSHIKIが寄付をしたのは50万ドルであって、7700万円ではない。YOSHIKIが寄付した金は一度も円に換算されていない。
「YOSHIKIさん LA山火事で約7.3億ウォン寄付」というタイトルだったら露骨におかしい。「韓国は関係なくない?」と思うだろう。同様に、「この件では日本関係なくない?」と思ったのだ。YOSHIKI本人ですら「7700万円を寄付しよう」と思ったタイミングはないはず。
50万ドルが約7700万円相当の金額であることを本文で示すのは問題ないというか日本のニュースメディアとして当然のことだが、「YOSHIKIさん LA山火事で約7700万円寄付」は事実とズレがあるように見える。
2月2日
ここのところ、静かに心が毛羽立っている。「面倒くさい奴と思われてもいいからもう少し自我を主張しよう」という方針が形に表れ始めているように思える。つまり悪いことではないはずだ。
しかしこれによって何が得られるのか分からなくなっている。なぜ穏やかになってはいけないんだっけ。むしろ私は時間をかけて穏やかになってきたのではなかったか。
2月3日
今年の節分は2月2日だったのだ。実家で豆をまいてきた。猫が大騒ぎで、落ちた豆をドリブルして一人で遊んでいた。
恵方巻は食べていなかったが、今日その存在を思い出して無性に食べたくなった。仕事の帰りにコンビニの前を通ったら「恵方巻販売中」と掲示されていたので、マジ!?と思いながら入店したら置かれておらず、単にものぐさな店だった。
太巻きってもっと頻繁に食べるべきだよな。うまさと存在感が釣り合っていない気がする。オッズに対して期待値が高い。ギャンブルだったら強めに張りたい。
「はま寿司って太巻きあったっけ?」と思って雑にタイピングして検索したら、「ハマスし」と変換されており、イスラエル関連のニュースが出てきた。
2月4日
久しぶりに明らかな敗北を感じたというか、誰のせいでもなくただ私自身の力不足による失敗を体験し、心臓が痛くなるほど落ち込んだ。仕事やその周りの人々は関係ないです。
「自分の心ってまだこういう傷み方ができたんだ」とも思えた。無職だった頃にはよく「俺って何もできないのでは……」と考えてしょっちゅう心臓が痛くなっていたけど最近はめっきりだったので、己から脱落した反応かと思っていた。
しかしどうしよう。まだ解決できていないし、解決する方法がわからないし、解決するにしても確実に時間を要する。
まあ私の人生って基本的に前向きに捉えられることばかりだから、たまにはこういうマイナス要素があった方がハリが出るよな。良いアクセントをゲットできた。
とはいえ心痛いです。押忍。
2月5日
昨日の日記の落ち込んだ原因は失恋ではないです。そういうことだと思って読んだほうが面白いかもしれないけど。
暖かくなり始めたら強めの運動をしたい。筋トレ的な意味で。
今日は寒すぎた。東京でも早朝に氷点下を記録していたようだし、何より昼間~夕方の風の冷たさに驚いた。明日はもっと寒くなるのかもしれない。じっと耐えて春を待とう。僕らは虫だ。
2月6日
問い合わせフォームからいただいていた感想にしばらく反応できていなかったので一部ご紹介させていただきます。
鬼谷さんのこちらから見える人格と文章力(言語力)の組み合わせが好きで蛸足ターミナルやSNSの発信を毎日楽しみにしているのですが、青木マッチョさんという芸人の方を好きになり、自分は清潔感のあるマッシュヘアなら誰でもいいのかと自分に対してがっかりしています。
もうひとつの可能性として花海咲季さんを好ましく思っているため、ストイックな方が好み、または筋肉好きかもしれません。
もうひとつの可能性として花海咲季さんを好ましく思っているため、ストイックな方が好み、または筋肉好きかもしれません。
筋肉好きだとしたら私は関係なくなるから面白いですね。青木マッチョさんって初めて知ったけど、たしかに私と似ている雰囲気があるかもしれない。体の大きさは誇張なしに2倍ぐらい違うけど。腕の太さは5倍違う。
私は家事をする時に誰かの話し声を聞いていると家事に集中できるのでいつもオモコロラジオを聞いているのですが、家事が終わる前に聞き終わってしまうことが多いです。
そこでラジオ好きな鬼谷さんに質問なのですがおすすめのラジオ番組はありますか?
声優さんのラジオや昔から聞いている!など良かったら教えてください!
そこでラジオ好きな鬼谷さんに質問なのですがおすすめのラジオ番組はありますか?
声優さんのラジオや昔から聞いている!など良かったら教えてください!
マジでいつ聴いても面白いなと思うのは「伊集院光 深夜の馬鹿力」と「爆笑問題カーボーイ」だけど、これはかなり好みが分かれると思う。一番多く聴いてきたのは「安住紳一郎の日曜天国」だけどここ数年はあまり聴けていないから最近どういう感じなのか分からない。以上3つは2時間番組。「ハライチのターン」は面白いし割とハードル低いと思います(1時間番組)。声優のラジオでよく聴いているのは「斉藤壮馬 Strange dayS」「ひだかくま(日高里菜・加隈亜衣)」「水瀬いのり MELODY FLAG」「花澤香菜のひとりでできるかな?」「A&G TRIBAL RADIO エジソン(天﨑滉平・髙橋ミナミ)」「芹澤優と古賀葵のヘブンバーンズレディオ」「水樹奈々 スマイルギャング」「加隈亜衣・森なな子のチームキャラバン ラジオベース」「READING WORLD(中井和哉・下野紘)」「内田雄馬 Heart Heat Hop」「林原めぐみのTokyo Boogie Night」あたり。「エジソン」だけ2時間番組であとは30分です。
ラジオは何がハマるかわからないというかハマらないのがほとんどなので、ザッピングするようにたくさん聴いてみるのがいいと思います。
上記の問い合わせのほか、年始のご挨拶をいただいておりました。皆様あけましておめでとうございます。今年も改めてよろしくお願いいたします。
2月7日
今日見た夢。
あいみょんが出したエッセイ集のサイン本お渡し会に原宿さんと参加したら、まず入口でスタッフに本を渡され、「え? お渡し会なのにもう貰っちゃったけど」と思いながら進むと通路横の長机越しにあいみょんが座っていて、歩きながら「曲聴きました!」と言ってみたけど反応してくれるわけでもなく、目も合わず、ついに無視されたまま立ち止まることなく出口まで案内されてお渡し会は終了した。
会場の外で2人呆然としながら、「あれは流石にないよな……」と愚痴をこぼした。
起きてから調べたところ、あいみょんはエッセイ本を出していなかったので、少し安心した。
あと、「曲聴きました!」はあいみょんにかける言葉として微妙だったなと思った。
2月8日
サザンオールスターズのファンクラブに入っている母親に誘われて、さいたまスーパーアリーナでのサザンのライブに行ってきた。
サザンが好きだとわざわざ人に言ったことはなかったけど、ずっと聴いてはいるし、保育園の頃に作ったお気に入り曲だけまとめたMDに『勝手にシンドバッド』『エロティカ・セブン』『女呼んでブギ』あたりを入れていた。つまり、自分が自覚している以上に結構好きなのかもしれない。そんなことばっかりだ。
ライブは最高だった。『愛の言霊』がめちゃくちゃかっこよくて、元々好きな曲ではあったけど想像していたのと違う形でのブチ上がり方をしてたから、「ライブだとこんな可能性があるのかー!」と興奮した。ほかの曲も今度出るアルバムの新曲以外はほとんど知ってたから本当に楽しかった。
桑田佳祐はめちゃくちゃ歌が上手い。知らない人もいるかもしれないけど桑田佳祐ってめちゃくちゃ歌上手いし、かなり音源に忠実に歌う。ミス・ブランニュー・デイを生でかっこよく歌えるのって異常だからな……。
ていうか座席がアリーナの最前から2つ目のブロック前方中央で、肉眼で桑田さんの表情が分かる近さだった。奇跡すぎる。母親はこの席の近さだけで感動していた。
客層は年齢高めで、モニターに映る文字の大きさに配慮を感じた。一方で、客のノリ方が明らかに特徴的というか、「ディスコで遊ぶことを経験してきた世代だ!」と思った。なんか、踊ってるんだよな。母親もかなり踊っていて、母親って踊るんだと思った。よく考えたら母親はかつて地域のゴスペルグループみたいなのに入ってステージで歌ったりしていた。それならサザンのライブでも踊るわ。
MCは短めで、とにかく立て続けに30曲ほど歌っていた。すごい。
サザンオールスターズが活動している時代に、そのライブを見ることができてよかった。
2月9日
誘われて、ももいろクローバーZのイベントに行ってきた。ライブパートのほか、トークや演劇や朗読があったりするような公演。
私は高校の頃に文化祭の出し物で男5人でももクロの『行くぜっ!怪盗少女』を歌って踊ったことがある。そのときはピンクの佐々木彩夏枠を担当したので、今でも「ピンク=あーりん」というのは即答できる。逆に言えばそれ以外の知識は全くない。
ももクロを生で見るのは初めてだったけど、曲を聴いていただけでは知ることのなかったパフォーマンスの良さがしっかり感じられてよかった。良い意味で完全に場慣れしている。トークも安定している。むしろ内容よりも安定感で聞かせている。
ライブ以外の演目も多いため外部ゲストがいて、それが今回は声優の早見沙織さんだった。早見沙織さんのラジオ番組は超A&G+で日曜日19:30から放送している『早見沙織のふり〜すたいる♪』のみであり、それは私の生活スタイルにおいてなかなかラジオを聴くような時間帯ではなく、アーカイブもないため聴いたことがなかった。
私はラジオを聴いたことのない声優のことをまったく知らないし、顔も今回初めて知ったけど、早見さんはすごいです。たぶんめっちゃ売れると思います。(もう売れまくってるんだよ!)
何より声質がいい。私は努力も好きだけど、努力ではどうにもならない素質も大好きで、それをビシビシ感じた。歌も良かったし、朗読で見せたプロの仕事ぶりに痺れた。私はそれまで、声優の朗読劇というイベントについて「低コストで高回収率が見込めるビジネス興行」と捉えていた側面があったけど(失礼)、このクオリティのものが見られるのであれば普通に興味あるなと思った。
司会のニッポン放送・吉田尚記アナの仕事ぶりも見られて、総じて大満足のイベントでした。
チケットの取り方の都合により私は同行者と別の単独席に座り、周囲を玉井詩織(黄色)のガチファンに囲まれていた。それゆえ、持参したペンライトを黄色にするのもそれ以外にするのも怖くて、結局点灯せずに双眼鏡だけを手に持って立ち続けた。あと、曲のパフォーマンスではないMC・寸劇・朗読・ミニ企画のときはずっと、横に座っている人が倍速のスピードで何らかの曲を小さく口ずさみ続けていて、ウオーーーと思った。
2月10日
流通するいちごの品種の変化について pic.twitter.com/nUhyAUzkX6
— 鬼谷 (@boccose) February 10, 2025
警鐘を鳴らしました。
2月11日
私はチョコレートを好きだと思ったことがない。そもそも果物以外の甘味をあまり求めず、その最たる例であるチョコレートは特に関心が薄い。そのため、バレンタインデーが近づくと毎年、「もし誰かからチョコレートをもらってしまったらどうしよう」という懸念が生じる。嬉しさがほぼ無いから相手に対して失礼になってしまうのではないか、と不安になる。
しかしこれは完全な杞憂で、「配布」のような形式以外で人からチョコレートをもらったことは直近20年間で無い。それでも毎年心配してしまうから一種の病だ。
2月12日
他人の恋愛の話を聞くことは大好きだけど、その話し手が自分と同い年の人だと別ベクトルの焦りが生じます。「みんなが個々の社会の構築に向けたコミュニケーションを試行している間に、ぼくは何をしているのだ?」と、心のハム太郎がひまわりの種を落とします。
今でも繋がりのある数少ない地元の友人たちが今年3組結婚します。同い年の従姉妹の息子は今年2歳になります。
自分は10年前から一切の進展無く、東京で滑車を回し続けています。
2月13日
興味を持つ理由のないバレンタインデーのことばかりに思いを馳せてしまう日々だったが、その無意味な思索に終止符を打つべく、グッと真面目なことを考える。
よし。
私はいま心身ともに健康であることができているから、これを維持し、いざというときに人のために活用できるよう備える意識を持とうと思う。最小単位の防災組織として。
2月14日
バタバタしていて朝食を食べないまま会社に行ったら、「撮影でチーズバーガーが余ったんだけど食べる?」と言われ、すぐにお腹を満たせてラッキーだった。
その後、「撮影で刺し身を切ってるんですけど、不格好な端っこの部分食べていいですよ」と言われ、わさび醤油を用意して食べた。
その後、「朝に弁当を買っていたのを忘れてバーガーキングをモバイルオーダーしちゃったから、この弁当あげる」と言われ、それが昼ご飯になった。
その後、「撮影で余ったみかんとバナナ、食べてください」と言われ、ビタミンを補給できた。
その後、「撮影の帰りに豆大福を買ってきたので食べましょう」と言われ、撮影で余っていた紅茶とともにいただいた。
おかげさまで常時満腹につきぼんやりしながらパソコンをいじっていたら、急に会社の人たちがロト7を買いだす流れが生まれ、ギャンブルめいた雰囲気に触発されて船橋競馬の馬券を少し買った。600円が560円になった。
収支はマイナス40円。でも現物支給で大幅プラス。ハッピーバレンタイン。
2月15日
テレビをつけたらドラマがやっており、葵わかなが出ていた。私は葵わかなの風貌が好きである。好きというか、小学校からの友達に顔が似ていて馴染みがある。だから見かけると嬉しい。
でも以前その友達に「葵わかなに似てるよね」と言ったら微妙な反応だった。まあたしかに似てると言われて嬉しいかどうかは難しいラインか、と反省した。間違いなくきれいではあるし愛嬌のある顔だけど、最終的な判断には好みが介入する余地がある。
すでに関係性ができている相手との日常のコミュニケーションとして言うなら問題ないだろうけど、関係の浅い相手を褒めたかったり、その褒めで好意的なニュアンスを伝えて関係を良好にしようと考えているのであれば、「〇〇に似てますね」は非常に期待値が低い選択肢だ。うまくいく可能性が高くないし、うまくいったとて得られるものも少ない。
だから最近はもう誰に対しても言わないようにしている。これは数字的・ギャンブル的な判断。でも頭の中ではすごく考えちゃってます。
2月16日
実家の猫に耳を嗅がれて起床。「お前の部屋の窓から外を見たい」という視線に応えるため、網戸状態にして換気を兼ねた。
午前中に庭の植木に水をやり、昼間はパソコンでやるべきことを済まし、日が傾いたころに芝生を燃やした。

いい具合に燃えました。
2月17日

とちおとめが一番美味しいと思います。
2月18日
どこか外に出かけるか、あるいは部屋を掃除しようか……と悩みながらツイッターを見ていたところ、「桃井かおりが『部屋が汚い女は絶対にキレイになれない』と言っていた」というツイートがタイムラインに現れ、真偽を疑いつつも行動のきっかけとしては十分と認め、部屋を掃除した。
気分が良くなる程度には片付いた。これで私もキレイになる権利を得たかと思いきや、そもそも女ではなかったので無意味でした。
揚げ足を取る男は絶対にキレイになれない。
2月19日
プロ野球・東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラクターであるつば九郎の中の人が亡くなったらしい。
私はこれまでつば九郎というキャラクターのアイデンティティを特定の人間が担っていると考えたことがなく、はじめはニュースの意味が理解できなかった。でも、つば九郎の中身はこれまで31年間、たった一人が担ってきたらしい。それってある意味ミッキーマウスとかよりすごくないか? つば九郎は本当に世界に一人しか存在しなかった。
去年は神宮で二度その姿を見た。球場でバイトしていた頃はもっとよく見た。派手な動きはないが人気のあるキャラクターだった。スポーツ興行を支える偉大な仕事である。お疲れ様でした。
2月20日

今日からクレーンゲームの景品に登場した鈴木羽那のフィギュア。
手こずりに手こずった結果、過去最高の投資額を記録してしまい頭がおかしくなりそうであります。
そんな頭を冷やすために電車を使わず歩いて帰宅したら、高校の同級生から結婚式の招待状がLINEで届いた。

心が荒んでいたためどうでもいいことを書いてしまった。新婦もこれを見るということをあまり意識していなかった。まったく面識ないうちに嫌われたらどうしよう。
いろんなサブスクを解約することでけじめをつけます。
2月21日
明日から大阪に行くもので、ちょっと手前で降りて初めて京都競馬場に行ってみようかと思ったら、JRAよりお知らせがあり、「降雪の可能性があるため京都競馬の馬券の前日発売をとりやめます」とのことでした。こうなると競馬の開催自体がなくなる可能性もあるわけです。
鬼谷は京都競馬を楽しむことができるのか。乞うご期待。
2月22日

やはり雪は降ったものの京都競馬は予定通り開催され、無事にお金を失うことができました。
今回の大阪滞在についてはnoteの有料マガジンでまとめて書くつもりなのでお楽しみに。
2月23日

人には決して強いることができないスピードで移動し続ける旅程。迷わない決断力も重要だ。
今日は初めて兵庫県に行きました。去年の6月まで本州は大阪以西に足を踏み入れたことがなかったけど、少しずつ拡張を進めています。
明日は予定があるため激しい移動はない想定だけど、だからこそ無理をしそうな気配もある。最終日、果たして。
2月24日

今回の大阪滞在の唯一の目的だったアイマス検定を受験し、無事に帰京。かなり面白いイベントでした。
昨日どこかのタイミングで右膝の靭帯あたりを痛めたようで、新幹線を降りるころには足を引きずりながら歩いていた。じゃあ無事じゃないじゃん。
起きたら治っていることを祈り、眠る。
あ、この3日間をまとめたnote(有料マガジン記事)は明日公開予定です。忘れぬうちに書かねば……。
2月25日
寝たところで膝の痛みは全く癒えず、整形外科を受診。
触診を受け、レントゲンを撮り、「タナ障害ですね」と言われた。聞き慣れない症状だが、具体的には膝の関節にある滑膜ひだが炎症を起こしているらしい。
「そりゃ困っタナ……」と答えたら「お見事!」といって湿布と痛み止めをくれました。早速効いているのでご安心ください。
そして今日公開したいと言っていた大阪滞在の記事は全然書き終わらなかったのでもう少々お待ちくださいませ! 今は2日目の15時頃のことを書いています。
2月26日
ヒザの痛みはまったく変わらず、二・二六事件の「にー」もまさかヒザを意味しているのではと連想してしまう始末。しかし希望が消えることもなく、ただ時が経ち己の回復力が優勢に転ずるのを待つばかりの一日でした。
仕事終わり、会社の近くの本屋で『よつばと!』の新刊を買い、帰りの電車で読んだ。ちょうど家の最寄り駅に着くころ読み終わった。今回すごく驚きました。よつばとでああいう驚き方を体験するとは思ってなかった。
私はこれまで、よつばとから多くの感情を与えられてきました。しかし今回の最新16巻を読んだ私に芽生えた感情は、それまでのどんなものとも違う、まったく未知のものであると確信したんです。「歴史が変わる瞬間を目撃している」と感じられるような、もはや恐怖にも値する大事件との遭遇に、私は、我を忘れるほど興奮していました。
すいません、さっきまで外国人ばかりが出てくるNHKのドキュメンタリーを見ていたもので……。
2月27日
【サイコパス診断】
Q.その男は腹が減っているわけではないのに夕飯を食べた。なぜ?
A.また食後の痛み止めを飲めると思ったから。
っておい!
これサイコパス診断じゃなくて膝の痛みに苦しんでる人診断じゃねえか!
2月28日
SONYが本日でMDの生産を終了したらしい。ミニディスク。時代を表しているのか、生活にたまたま近かったのかは不明だが、私は未就学児のときから高校生の頃までMDを使っていた。
最初は好きな曲を入れたオリジナルアルバムを作り、保育園に持ち込んで先生に渡し、その中の1曲を「お昼寝の終了を告げる音楽」としてリクエストしていた。時間になると「きよしのズンドコ節」が流れ、我ら園児はのそのそと起き出してズンズンと踊っていた。
ズンドコ節のほかには、「勝手にシンドバッド(サザンオールスターズ)」「エロティカ・セブン(同)」「女呼んでブギ(同)」「さらば(キンモクセイ)」「前向きロケット団!(ポケモンの曲)」「てをつなごう(ハム太郎の曲)」「ナイスな心意気(嵐)」とか入れてた。アニメの曲が多いね。アニメ自体はほぼ見てないけど曲だけは聴いていた。もう少し後の時期になると、「Love so sweet(嵐)」「HONEY BEAT(V6)」「ニホンノミカタ-ネバダカラキマシタ-(矢島美容室)」あたりが入ってくる。ニホンノミカタは吹奏楽で演奏した曲だから練習のために聴いていた時期があった。
中学以降ではラジオの録音にMDを使っていた。放送開始前、電波のいい場所にラジカセを置き、AM放送のTBSラジオを聴いていたからアンテナではなく本体の向きを調整し、番組が始まる瞬間に録音ボタンを押す。特別好きな番組は毎度録音して、送ったメールが読まれたら残していた。読まれなかったら削除。
MD1本で80分だから、それを4倍録音にして320分使えるようにするのが基本。ラジオは音楽ほど音質を高める必要がないのと、一回に録音する尺が長いから贅沢していられない。320分というのは2時間番組を微妙に3回録音できない時間だから判断に悩む。3回目は途中で一旦録音を止めて、メールが読まれなかった部分だけ削除してまた録音を再開したり。
高校生の頃、誕生日プレゼントでSDカードによる録音&日時予約録音が可能なラジオ(ICZ-R51)を買ってもらったことで、私のMD録音生活は終わった。MD自体は今も家にあるけど、データ飛んじゃってる気がするなあ。機会があったら再生を試みたいけど。

前述のICZ-R51は東京に持ってきて使っていたから今も手元にある。ボタンの効き方が若干怪しくなっているけど電波の受信能力は健在。