蛸足ターミナル

11月5日

仕事で車を運転していたら、間違えて高速道路の入り口に進入してしまい、仕方なく乗った。最初の出口ですぐに下りるしかない。

幸いすぐ近くに料金所があった。2キロも進んでないぐらいの距離だったから助かった。

ETCカードを入れてなかったから一般レーンへ進み、窓を開けたら係員に「50円です」と言われた。交通機関に払う金額として経験上の最安値だ。

平然とした表情を繕っていたが、この短距離しか利用しておらず、しかも一般レーンに入ってきてる時点で、私が「うっかり高速に乗って急遽下りた奴」というのはバレバレなのかもと思った。

 

11月4日

一昨日まで上海に行っていた恐山さんが「これよかったら」とベーグルをくれたので、旅のお土産かなと思ったら「コストコのベーグルが多すぎて、期限が近づいちゃったので」とのこと。

上海土産でなく、日本で売ってるアメリカ企業の商品だった。でもかなり好みの味でうまかった。本当にまた食べたい。コストコは引き続き多すぎる量で恐山さんにベーグルを売り続けてほしい。

 

11月3日

夜になる前の空がすごい色だったので撮ってしまった。釉薬のようなグラデーションだ。

11月2日

この日、早稲田祭をやっていることに気づいた。

卒業以来一度も行っていなかったのだが、ごく個人的な理由で今のうちに調査したいことがあったため、行くことにした。

漠然と声をかけたらちょうど知人も行くとのことだったので現地で合流。

サークルの後輩の活動を見たのち、目的の調査をした。

 

その様子を撮られていたのだが、なぜか「ジャーナリスト」といった感じの雰囲気が出ている。

えらいもので、知りたかった情報はかなり詳細に聞き取ることができた。さらに一歩踏み込んだアクションが可能な展開となったので、もう少し続ける。

 

11月1日

東大の安田講堂で佐藤雅彦の講義を聞いてきた。

内容が面白かったのはもちろんだけど、「安田講堂で」「佐藤雅彦から講義を受ける」というのが掛け替えのない体験でしみじみ感動した。肉声と身振り手振りを伴って、情報に興奮が乗っているのを感じた。

タモリと伊集院光にも会いたい。そうすれば一旦憧れの人は全員見たことになると思う。タモリは特に難しいし、ちょっと急がなきゃな。いいともがやっている時代だったらなあ。

 

10月31日

Gt&Vo 浅倉透

Ba&Vo 田中摩美々

Dr 斑鳩ルカ

の3人でGO!GO!7188の曲やってほしい

 

10月30日

ARuFaさんと恐山さんとサイゼリヤに行った。

あ!そういえば。

匿名ラジオに出てました。この回評判よくて嬉しい。私も面白いと思うし。

収録している最中の事件感が楽しくて、良い記録になったなと思う。

 

10月29日

ミスドの栗ドーナツ。

食べていたら隣の席に小学生が座って、ミスドのチャーハンを食べながら漢字ドリルに取り組んでいた。

 

10月28日

日高屋の汁なし麺。

温泉卵を写すか写さないかの判断に迷いが見られる。

 

10月27日

モスに「ベジバーガー」というのがあった。

モス野菜バーガーじゃないよん。

うまかったよん。

 

10月26日

2日連続でシャニマスのライブ「螺旋」を見に来ちゃいました。今更だけどアイドルゲームのライブタイトルが「螺旋」て。

この日ももちろん最高でした。むしろ2日目の方が一層最高か。はぁ〜ん♡

 

はぁ〜ん♡

 

2回も出てしまった。

 

終演後に恐山さんとおかげ庵。

栗シェイクがうまかった。「植木鉢の底石か」ってくらい栗が入っていた。しかもシェイクって氷が入らないから容器ミチミチに飲み物が入っていて嬉しかった。

ナポリタン。メニュー写真にもウインナーはあって、「2本乗ってるんだなー」と思っていたら……
1本を半分にしたものだったのです……。

 

10月25日

恐山さんとシャニマスのライブ「螺旋」を見るため横浜へ。

 

雨だったけど、そごうの屋上に登った。ここから会場のKアリーナも見ることができる。オタクを狙撃するスナイパーの気分で眺めた。(そのオタクに何の罪があるんだ)

ライブは最高、最高最高、最高、最高最高最高ですた。

全曲生バンド演奏ってのが究極に最高。自分が見た中のベスト更新した。

はぁ〜ん♡

 

10月24日

会社の柳田さんが自販機のオレンジジュースを買ってくれた。

これ本当にうまいんだよなー。ごちそうさまです。

 

10月23日

「GON お前だったのか

いつも KURI をくれたのは」

 

GONは冷めたトーストのように動きません。

 

兵十は「Thank you」とつぶやくと天高く弔砲を放ち、ハーレーに跨っていつものダイナーに向かいました。

 

10月22日
地元の同級生と会った。
有楽町駅前にあるイタリア系のカフェで一服。ここ見晴らし良くておすすめです。ジェラートもうまかった。

 

10月21日

enza版のシャニマスをスマホのブラウザで遊ぶ人。

 

10月20日

家にいるときは自分の直近の言動を振り返って「バカバカバカバカ!違う違う!!」などとハッキリ声に出しているのだが、今日は200回ぐらい言った。それぐらいダメな自分がいた。

 

10月19日

2週連続で実家に行ったら猫がいつもより懐いていた気がする。

奴は付かず離れずの距離感が好みだ。時間をかけて関係を築く。

 

10月18日

TBSオールスター感謝祭でおなじみ、心臓破りの坂。たしかにきつそう。

 

TBSに用はないんだけど近くを通りかかったから、1階の正面玄関フロアでお土産屋とカフェを覗いていくか〜と思ったら、局に関係の無い人は入れないようになっていた。コロナ以降の都合か、テロ対策か。残念。

 

10月17日

長嶋茂雄「セコム、してまsガホッッ!!!ゴッホゴホ!!! 」

 

(せきこむ)

 

10月16日

オモコロ20周年展というイベントがあったので開場前に覗かせてもらった。お客さんの反応としても大変盛り上がっていたようで、こんな節目に関わらせてもらえてラッキーだなと思った。

皆さまお楽しみいただきありがとうございました!

 

10月15日

一回の撮影で2000枚ぐらい写真撮ったりするくせに、いまだに64GBのiPhone12miniを使っている。そんな奴いないんじゃないか。というかライターでないにしても64GBのスマホ使ってる人ってかなり少数派じゃない? さっさとどうにかすべきだ。

 

10月14日

 

10月13日

夜になる前の白い空。

 

10月12日

高校の同級生とテニス。いつもよりうまくできなかった。

テニス後にびっくりドンキーへ。写真は「ブロッコリーの方舟」。

会社の山口さんがおすすめしてたから頼んでみたら、みんなに大評判だった。また食べたい。

 

10月11日

会社の松岡さんが崎陽軒の一番いいシウマイ弁当を買ってくれた。

木箱に入っちゃってるんですけどー!

 

うまかったし、左上の醤油入れがかわいい。洗ってとっておくことにした。

 

10月10日
モンゴルナイフさんがスタバで新商品のアサイーフラペチーノを買ってくれた。
酸っぱくてチョコもしっかり合っててうまかったなー。アサイー好きです。

 

10月9日

首から上守り神。

首から下破壊神もきっとどこかに。

 

10月8日
非常にコーポ。

 

10月7日
すごい口。

 

10月6日
十五夜の月。

 

10月5日

小石川植物園に行った。

という話を、ほかほかおにぎりクラブの「関東フルーツ学園放送部 2学期」で話しています。

あれ、フルーツ学園2期始まってること日記に書いてない!?

始まりました。おかげさまです。1期が終わってからの期間、復活を願う声が本当にたくさんあった。

隔週更新で全10回なのでもうしばらく続きます。どうぞよろしく!

10月4日

ルミネエスト新宿でオモコロ映画祭というイベントが始まっていた。なんか編集部の人らが好きな映画をおすすめしたりするらしい。8階で展示しているとのことだけどそこまでは行かなかった。

 

この日は、恐山さんが紹介した『NOPE』を野外で上映するというイベントもあった。参加はしなかったが準備段階で横を通りかかったので覗いてみたら、ほどよく盛況だった。生憎の雨だったけど、なんか面白い空間ができており良かった。

オモコロのイベントに関係なく、毎日やればいいのに。「行けばなんかやってる場所」ってもっとあるべきだと思う。


10月3日

久しぶりに富士そば。

いつもカレーかつ丼ミニそばセットだったが、気まぐれにシンプルなかつ丼のセットにしてみた。

これはこれで悪くない。しかし従来と比較してデフレを感じてしまい、テンションは上がらない。


10月2日

映画『チェンソーマン レゼ篇』見てきた。

漫画で読んでいるのでストーリーは完全に知っているが、映像で見てこその話だなと思った。

レゼが働いてた喫茶店ってあんなに都会にあったのか、という驚きはあった。なんかもっと人が少ない港町を想像してた。てか最後の海のシーンを考えると、映画を見たあとでもまだ街の構成をうまくイメージできていない。うーん。神奈川の小田原みたいな栄え方が近いのかな。

 

映画のタイトルの上にカタカナのかたまりが点在しており、6人分の名前かと思ったが、上下ワンセットの3人分の名前なのかもしれないとも思った。未だによく分からない。


10月1日

綺麗な自販機が2つ、汚れた自販機が1つ。

差し引き、この世に自販機が増える気配。


9月30日

秋葉原のジャンボタコスに行った。

公開の時系列がずれるけど、こちらの記事で紹介しておりますのでぜひご覧ください。

「オモコロ20周年展」の開催に合わせて作った記事であり、結果としてかなり有益な情報になっていると思う。


9月29日

ショート動画というものを久しぶりに見たら、あまりにもつまらなくて「本当にみんなこれを見てるの?」と思った。たくさん見てる人には面白い動画が表示されたりするのか。

なんというか、動画そのものから焦りのようなものを感じてしまう。再生時間の短さに息が詰まる。

しかし今はこんなこと言ってる私もいつかショート動画クリエイターになってるかもしれない。人生はそんなことの繰り返しだから。


9月28日

いかにも軟式経験者といったポーチボレー。

ボールに触れる瞬間に軽くジャンプしているのは、ボールと体との距離を調整するため。走ったままだとボールに近づきすぎてしまうから、手前で捉えられるようあえて減速している。


9月27日
造形大の教授をやっていた親戚が毎年出展している展覧会の招待ハガキが届いていたので、いとこ家族とともに国立新美術館に行ってきた。去年も同じメンツで行った。
ここ数年で私の好みというものはどんどん具体的になっており、興味のない対象も徐々にはっきりしてきたのだが、親戚がやっていることはちょうど私の関心にドンピシャなので、少し踏み込んだ話もできるのが楽しい。というか、親戚の活動によって私の関心が構成されていると考えたほうが合理的なのかもしれない。

9月26日
現状8400いいねだけど、そのうち何%かはストーム叉焼さんのことを認知せずにいいねしている気がする。単純にナルトが乗ったユーモラスな焼売として。
そういう視点で改めて見てみると、たしかにかわいい商品だ。

9月25日
社長の長島さんに、あの太樹苑に連れていってもらいました。

 

この太樹苑です。焼き方や注文のスタイルに長島さんが比類なきこだわりを持っている焼肉屋。

 

初手として焼き上げられた塩ロース。
私の28年の人生で構築してきた語彙においては、この肉は「焼けてる」とは言えない。でもうまかったし、食ったうえで体調を崩すようなこともなかった。
そもそも、この調理状態で食べておいしいと思える肉の質も大事だ。だからこそ太樹苑という店にこだわっているんだろうとも思いました。
ずっと行ってみたいと思っていたから行けて本当に良かったです。ごちそうさまでした!

9月24日
1週間ぶりに見た東京の空。

9月23日

ホテルの部屋の猛烈な乾燥によって鼻と喉の粘膜の調子が崩れた。この時期に加湿器が置いてある時点でなんかおかしいなとは思っていたが……。(9月に加湿器を使おうとはさすがに思えず、結果その判断が誤りだった)

ここから2週間以上にわたってぼんやりした日々を過ごすこととなり、日記の更新も大きく停滞した。症状よりも、風邪薬の副作用がなかなか厳しかった。季節の変わり目を侮るなという話でもある。


この日は大学の先輩とともに紀三井寺(きみいでら)というところへ行った。かつて競馬場があったとのことで、その土地を歩き、痕跡を感じるのだ。

 

跡地には医科大学と大学病院が建っている。

 

日本の競馬場はトラック型の楕円のコースが主流で、この地図を見ればどのように競馬場があったかなんとなく想像できると思う。

 

面白いよね。

 

1コーナー(推定)

 

3コーナー(推定)

 

4コーナー(推定)

 

ホームストレート(推定)
駅がある方が正面だと考えてコーナーを推定した。

 

紀三井寺という駅名の由来である「紀三井寺」がある。

 

高いところにあるのでケーブルカーで行く。400円ぐらい払った。

 

静かでいいところだった。高台からの見晴らしもいい。

9月22日

この日は一日中和歌山県で過ごした。

いずれ記事になるのでお楽しみに。


9月21日

大阪狭山市にある「大阪府立狭山池博物館」というところに行ってきた。

狭山池というのは1400年前に作られた日本最古のダム型のため池で、行基とかもその築堤に関わっているらしい。

 

ここの目玉は、堤を垂直に切り取った断面の展示だ。本物の堤をブロック状に切り取り、樹脂で保護し、室内で接合した。すごいことをする。

これまでに積み重ねてきた改築の履歴も地層として見ることができる。「ここは行基がやったとこです」とか説明されてて面白い。

 

この建物の設計は安藤忠雄。人はちらほらいる程度で、静かな空間を堪能できてとてもよかった。


9月20日
初めて阪神競馬場に行ってきた。
コンパクトなつくりになっているためパドックと馬券売り場と馬場の移動がしやすく、人が少なかった今日においては快適に過ごせた。G1とかある日は混みすぎて大変そう。

 

馬券は合計5600円買って5770円的中だったので170円勝ち。最終レースで田口貫太の単勝を取れたおかげで捲れた。

 

最寄りの仁川駅は、競馬場口の反対である西口側が高級住宅街となっており、その中に弁天池というのがある。

 

バンがいた。
以前原宿さんと大阪の蛍池というところに行ったとき、1人で池を見ていたらこのバンという鳥に出会ったのだが、大阪はバンが多いのだろうか。

 


万博〜阪神競馬場まで一緒に行動していた大学の先輩(関西出身)に連れられ、フグの店に行った。
5280円のコースがおすすめとのことでそれを注文。

 

フグの皮の湯引き。

 

フグの煮凝り。

 

てっさ。フグの刺身。

 

フグの唐揚げ。

 

てっちり。フグの鍋。このあと雑炊も食べた。
初めてフグ食べたけどうまかったな。刺身が良い。高いやつだとさらにうまくなるんだろうか。

 

新世界でスマートボールをやった。
レバーを引いてガラス玉を転がし、台の穴に入れるとご褒美のガラス玉が出てくる遊び。パチンコやメダルゲームみたいなものだ。

 

ご褒美はこんな感じで出てくる。

 

うまくやるとこのぐらい貯まる。
40個ぐらい貯めるとお菓子や飲み物と交換できる。私は別にお菓子が欲しいわけではなかったので、遊ぶための手玉として使い切った。

 

台をよく見ると、釘の周辺だけが丸く白くなっている。
これは、白以外の部分がガラス玉の軌跡によって汚れているということだ。ガラス玉は自身の半径より近く釘周辺の地面を転がることができないから、白い部分はガラス玉が一度も転がったことがない場所、ということになる。
白い丸の直径は、ガラス玉の直径+釘の直径である。

9月19日
万博に行ってきた2。
楽しいけど混みすぎ2。

9月18日
万博に行ってきた。
楽しいけど混みすぎ。

9月17日
日高屋の肉ニラらーめん。写真は麺大盛り。
うまかったんだけど、もう少しモリモリとニラがあったら嬉しかった。

 

肉そばにニラが追加された、ということなのか。
それならまあ、オマケ要素と捉えることもできるわけだし……と一瞬思ったが甘やかす必要はない。私は何より、そのとき掲示されていたポスターにあった「ニラ」の情報に惹かれて注文したのだから。
こんなやつも相手にしなきゃいけないなんて大変な商売だ。

9月16日
さんま。今年はとんでもなく獲れているらしい。獲れるからといって獲りまくっていいのかという意見もある。

 

長谷川あかりさんのレシピで酒蒸しを作った。周りの人みんなこれ作ってる気がする。この盛り方を見ると「あっ」と思う。
うまかった。塩とごま油の組み合わせの強さを思い出した。
魚ってうまいよな。骨があっても身を剥がしやすいし、人が食べるのに親切な設計。
もし魚一般の骨の構造がもっと複雑で、身と骨を剥がすことが現実的でないとしたら、人間の歯やアゴはすべてを丸ごと噛み砕ける仕様に進化していたんじゃないか。

9月15日
渋谷区ふれあい植物センターという施設に行ってみた。

 

ゴミ焼却場の近くにあり、そこの熱エネルギーを活用する目的もあって作られたらしい。
育てられている植物はすべて食用とすることができる。バナナ、パイナップル、マンゴーなど馴染みの果物から、レイシやジャボチカバといったマイナーなものまでたくさん。水耕栽培の葉物野菜などもあり、併設のレストランで提供される。

 

木に生っているグアバを初めて見た。

 

珍妙な生り方をするジャボチカバ。黒くないからまだ若いか。

 

ケールとゴマのピザ。

 

レモンピールとピスタチオのケーキ。正確な名前は忘れました。カップの中はピスタチオのソース。
そこまで広いわけではないけど、空いてるし綺麗だし渋谷駅から歩いて行けるのでおすすめです。

9月14日
実家にあったカードのスリーブに挟まっていたメモ。
おそらく中学生の頃にネットオークションで買った中古の遊戯王カードに添えられていた、出品者からのメッセージだ。
◯△□で構成されたような猫のデザインの中に「朔」という名前がある。猫は前傾して揺れているように描かれ、「おじぎ」との説明がある。
親のヤフオクのアカウントで購入したものだろうから購入履歴を振り返ることはできないが、今もこの世界のどこかにいるかもしれない朔さんにほんのり思いを馳せてしまう。その心遣いによって良き人間関係に恵まれる人生であってほしい。
こういうの、好きなんです。

9月13日
高校の同級生とテニス。今回は初参加のメンバーもおり、5人で4時間みっちり楽しんだ。
今回はサーブの調子がすこぶる良く、サービスエースで大勢を制した試合も多くあった。バックハンドの鋭いショットもあり、だんだんと硬式テニスの型に慣れてきた感もある。むしろフォアのほうがまだ弱いまま。
みんなそれぞれ強くなっているので、ちょっとうまくいったぐらいで満足していられない。貪欲に成長を求めたい。焦りを持つぐらいでいい。

9月12日
夏休みの値上げ期間が過ぎ去ったためカラオケに。
今回の明確な学びとして、「私の歌声は女声ボーカルの曲に合わない」というものがあった。ハロプロでさえも相性の良いものではない。
つまり男声ボーカルの曲を歌うべきという結論なのだが、そのためには高音域を広げる努力が必要だ。
努力をするか……。何もかも努力じゃねえか。

9月11日

都内で記録的な大雨が降り、道路が冠水している様子を目の当たりにした。降っている最中の雷雨の激しさも含めて、私がこれまでに生身で体験した最も激しい雨だったと言っていい。

行く手を封じられた路線バスが3台続けて立ち往生していた。道路沿いの店などは屋内にまで浸水しており、排水の対応に追われていた。パソコン教室なども浸水しており肝が冷えた。
目視で浸水を確認した範囲と、自治体の水害ハザードマップを照らし合わせたら、マップ上の浸水想定区域・過去浸水実績が実際の浸水域とかなり正確に一致していた。
水がなければ人は生きられないが、上下水道に管理されない水が迫るとあっという間に死が見える。人の生活は水の所在にコントロールされている。

9月10日
会社の近くのセブンはよく半額シールを貼ってくれることに気づいたので、積極的に買っている。
安いだけでなく、何を食べるかの判断を委ねることができるという利点もある。
店員に「あいつ半額しか買わねえな」と思われるリスクもある。

9月9日
日記の更新が1週間遅れているせいで味を忘れてしまったが、紅生姜を1回おかわりしたことは覚えている。
魯肉飯という料理はうまいんだけど、そんなに強烈に好きというわけでもないかもしれない。食べる前の期待のほうが感情としては大きい。

9月8日
みくのしんさんの家に行き、オモコロ合宿で使った重い荷物を回収した。
以前ストリートビューを一緒に見たことがあったので、「画面で見た場所だ~」と思った。この手の体験は好き。

9月7日
肉を食べたりカレーを食べたりボードゲームをしたり人の婚活の話を聞いたりビリヤードをやったり一人になりたくなって海まで歩いたりしてオモコロ合宿は無事に終了。スマホのカメラロールを見返したら暗い海の写真しかありませんでした。
昨日のメンバー+電気バチさんの計5人で車に乗り帰路についた。

 

みくのしんさんが教えてくれたうなぎ屋で昼食。うなぎの刺し身というのを初めて食べたがとてもうまかった。弾力の強いエンガワみたいな感じ。
ここらはアジが有名らしく、アジフライもとても美味かった。過去一番のアジフライだったと思う。
そしてうな丼と地魚の寿司。左からウスバハギ、メダイ、カンパチ、カツオ、マアジ。これがマジで全部うまかった。魚の名前を一切メモせずに記憶しているほど。シャリも甘くてかなり好み。この店はまた行きたい。

 

その後は私の提案により城ヶ崎海岸へ。吊橋を渡って断崖に打ち付ける波を見ることができる。
ここはかつて一人で来たことがあって、なかなかの迫力だったからみんなも楽しめるんじゃないかと思った。結果まあまあ楽しんでくれた気がする。

 

柵とか無い。

 

腕を伸ばして真上から撮った図。写真だと縮尺分かりづらいけど、海面までの高さは20メートル以上ある。
足を滑らせれば普通に死ねちゃうし、実際に死亡事故もあるらしい。
今回の5人はたぶん誰も死にませんでした。よかったよかった。

9月6日
この日はオモコロ合宿があった。静岡の伊東へ。
いつもは全員集合してからレンタカーで一斉スタートだったけど、今回は現地集合現地解散。
とはいえ私は会社組として、みくのしんさん・マンスーンさん・ARuFaさんと一緒に大量の食品を積んだ車で向かった。マンスーンさんと海老名で運転を交代し、晴天の海沿いを走ったのが気持ちよかった。

 

これは海老名で食べたハンバーガー。バンズ代わりに食パンを使っていることが特徴らしいが、一般的な丸いバンズに変更することもできる。
全員ここで昼を食べた。しかし食パンにしたのは私だけ。3人とも丸いバンズに変更していた。
のうのうと食パンを選んだ私を嘲笑い、「丸いほうが普通においしいでしょ」「家で食べるみたいじゃん」などと的確に負い目を突いてくる。最終的に「それハンバーガーじゃなくてサンドイッチだよ」と言われた。
店に言え!!!

9月5日
大学の先輩と飯食いついでにゲーセンへ。
「これ学園アイドルマスターです」と言ったら、月村手毬と秦谷美鈴を指して「この青い人はフィギュアにもぬいぐるみにもなって人気なんや」と言っていたので、「それぞれ違う人ですよ。仲良しですけど」と言った。
仲良しだよな?

 

別のゲーセンに移って、さっきのとこより取りやすそうだったので手毬のフィギュアを取った。アプリのクーポンを使いつつ、実質的な出費は800円でゲット。
ちなみに2週間ほど前に別のゲーセンで3000円ぐらいかけて獲得しました。家用と会社用か。

9月4日
更新が遅れていてすみません!(これを書いているのは9月8日です)
パソコンに触れず本を読んでいたりオモコロ合宿で遠出したりしていたらこんなことになっていました。
体感よりもあっという間に時が進む。日を跨いだ自覚すら薄弱です。これは責任能力が無かったと見ていいでしょう。執行猶予が与えられるかもしれない。
「あー、シャニソンのログインボーナスは忘れず毎日獲得してるから実刑判決ですね」
裁判長!!

9月3日
一番好きな食べ物は寿司だと思う。

9月2日
「これちょっと味薄いな……」と思いながら出来合いのごはんを食べ終え、台所に食器を持っていったら、タレの袋が落ちていた。

9月1日
ナポリタンの上にオムレツが乗っている。
ケチャップの少なさは、オムレツを大きく見せるためのテクニック。

8月31日
「夏休みの最終日」という意味が付与されていなかったら、「野菜の日」としてもう少し盛り上がっていたのではないか、と思う日。
でもエイプリルフールは新年度初日とぶつかってもあれだけ存在感見せているから、単に野菜の実力不足か。

8月30日
高校の同級生とテニスをした後にくるまやラーメンへ。

 

このメニュー。

 

これ見て、言葉の順番通りにまず「一緒に手作り」というフレーズが脳内で表現され、自分が食べる餃子を厨房で一緒に作るイメージをしてしまった。

 

一緒に手作りはせず、ラーメンだけ。具が多く、スープもうまくて良かった。
ラーメンの味というと私は物心ついたときから味噌が一番好きなのだが、これを人に言うたびに少し驚かれる。

 

年季が入って、おそらく赤色だったであろう文字が消えているポスター。
  も  も
わ ぬ さ
くるまやの
ラーメン
こうなってしまっているが、よく見れば元の字も読めたので復元してみよう。
昔も今も
変わらぬ旨さ
くるまやの
味噌ラーメン
普通に納得できる文章だ。しかし赤字になっていたであろう部分をその色どおりに再現してみると、少し違和感がある。


くるまやの
味噌ラーメン
「昔」「今」「味噌」が赤なのは理解できる。
これは変じゃないだろうか? 効果や目的が見えず、ただ交互に赤色を使っているだけに思える。
経年劣化に上書きされた違和感。

 

などと考えつつ、「歴代ラーメン肖像」に見守られながら過ごした。(もちろん現役メニュー)

 

そんな暦年の風格を纏うこの店舗は、来月中旬で閉店してしまうらしい。友人の親によるとここは30年以上前から営業していたという。
変わらぬ旨さにも終わりはある。

8月29日
『羽田圭介、家を買う。』読んだ。週刊プレイボーイで連載されていたコラムをまとめた本で、羽田圭介が家を買うまでの紆余曲折が書かれている。
豪邸に住むためには大金が必要であり、そのために不動産や株式投資などでお金を増やす方法を模索するところから始まる。23歳でマンションを買っていたりするあたり、視野の広さと決断力が並ではないと思ったりもするが、そのアクティブさによって最後まで話が動き続けるから面白い。芥川賞を取った後の仕事での稼ぎ方も上手いように感じる。
私は今の生活を続けていたら当然だが家なんて買えないしそもそも貯金が増えないので、さっさと当面の目標を達成して新しい仕事に向けた進路を検討しなくてはいけないのだが、己の能力の見積りが甘くなかなか事が進まない。もっとリアリスティックに、客観的な効率性を重視して計画を変更する必要もあるなと本書を読んで思った。
これは図書館で借りた本なので、深夜1時過ぎに読み終えて自転車で図書館へ行き、夜間返却ポストに入れた。

8月28日
Twitterで相互フォローの沖縄出身の方がおすすめしていた、秋葉原の「ジャンボタコス」という店に行った。タコライスは沖縄発祥の料理だが、その発祥の店(キングタコス)の味にかなり似た本場の味らしいのだ。
こないだの高校野球で沖縄尚学が優勝したから今日までタコライスが半額だという。それ以前からおすすめされており食べログのリストにも保存していて、近いうちに必ず行くつもりではあったが、半額キャンペーンなんてこんなに良い機会はないと思い、高校球児に感謝しながら行った。試合見てましたがとてもレベルの高い決勝戦でした。
これがジャンボタコライス(チーズ野菜)。サルサは別添でついてくる。
食べる以前の印象としてボリュームがすごい。プラ容器にごはんがみちみちと詰められている。持ち帰っている最中、手に伝わってくる重みから若干の緊張が与えられるほど。熱帯魚を買って帰るときのような責任感が芽生えていた。
ごはんの上にはタコミート・チェダーチーズ・レタスがどさどさと乗せられ、輪ゴムを外すとレタスがこぼれる。
うまい! サルサソースもしっかり使ってバチッと隙なく完成する感じ。構造もシンプルだからこそ、その密度がうまさになって返ってくる感覚がある。このボリュームだからこそ一層うまくなっている。
急激にルートビアが飲みたくなったけど家にはオロナミンCしかなく、しかしそれがあるだけマシだったので急いで用意して飲んだ。
この味はモスバーガーぐらいの頻度で全国に点在してほしいな。そもそもタコライスという料理がもっと身近にあってほしい。「うどん」ぐらいのポジションにいてもいい。まずはコンビニ各社が大勢を動かしてくれまいか。
それはそれとしていつか沖縄に行ってみたいという気持ちが強まった。

8月27日
知り合いの恋愛の話って面白いんだよな。私との対話では決して生まれないであろう言葉や判断や表情がそこにあるということを間接的に感じられて、ファンタジーのお話を聞いているみたいで。
痴人の愛、知人の恋。

8月26日
横浜美術館で開催中の佐藤雅彦展を見てきた。ポリンキーのCMとかだんご3兄弟とかピタゴラスイッチとか作った人。名前を知らない人はWikipediaを見てもらいたい。
とんでもない規模で人々に影響を与えている人で、例に漏れず私も影響を受けていたのだった。彼が書いた文章メインの本は大体持ってると思っていて、今回の展示も著作やインタビューで繰り返し語られていることであり、それが実物とともに具体的に解説されているような内容だった。
彼が作った大量のCMを流し続けるエリアがあり、夏休み中と思われる子ども達もたくさん見ていた。その子ども達は、おそらく初めて見たバザールでござーるのCMなどを見て大爆笑、手を叩いて大喜びしているのだ。それ見て泣いてしまったよ。暗い部屋の後方で腕組みながら、静かにツーっと涙を流していた。

夜は大学の後輩と会った。1年以上ぶりで、その間にあった人間関係のあれこれを詳らかに説明された。4時間ぐらい聞き続けていたが、まったく飽きない。
途中、相槌を打つ自分が客観的に見える瞬間があってゾーンに入りかけていた。テニスのラリーもこんな感じにできるといい。
後輩と会う前に時間があったためゲーセンを覗いており、アプリの無料クーポンを使って数回プレイした結果オロナミンC10本とDoleのフルーツ漬けをゲットしていた。
会って移動している間ずっと「荷物が重い」という雑念があったのだが、帰宅して測ったらこれだけで2.5キロあった。

8月25日
伊集院光のラジオを毎週聴いているわけだけど、日本で一番と言ってもいい一人喋りの能力を持つ人が毎週深夜1時から3時まで生放送をしていることってすごいよな。普通は寝たいよ。
ラジオの話題的には万人受けするとは思わないので、無条件におすすめすることはできないのだが。
そういえば以前、職場の20代女性に「好きな芸人とかいますか?」と聞かれて、「爆笑問題とアンタッチャブルが好きです」と言ったら、「ああ、そういう……」と返された。なんか違うのは分かる。令和ロマンとか金属バットとか、M-1に出てきそうな雰囲気が求められていたわけだよね。
立て続けに「ナイツとかU字工事とかも好きですよ」と言おうと思ったけど、コミュニケーションを蔑ろにしていると捉えられそうだったからやめた。寄席に行く人の好みだ。

8月24日
ファミマのジャスミン茶。最近よく飲んでる。
今日も無事に飲み終わったからラベルを剥がそうと思った。
剥がすためにミシン目を探す。
まずこの面には無い。

 

ここにも無い。

 

半周しても無い。

 

ここにも無い。一周してしまった。
どこにも無いじゃないか。
と思ったら……

 

「ここからはがせます。」だって。
どこ?

 

あ! 分かりますか皆さん!? 紫と白の境目に小さく穴が開いてますよ!?
下の方を見ると分かりやすいかもしれませんよ!?
どうしてこんなに分かりづらいんだろう? この写真はできるだけ穴を見やすいように撮ったわけで、右側の白と紫の境界にも同様のミシン目があるんだけどそっちは全然見えなくないですか?
見えないほうが美しいからかな? ミシン目があっても十分美しいよ?
てかそんな見た目ばっかり気にして、機能性は保たれているのだろうか?
これでまともに剥がせなかったら容赦しねえぞ?消費者庁案件だかんな?
いくぜ?(ピリピリ

 

綺麗に剥がせるんかい!

8月23日
つらそうに咳き込んでいる人をたびたび見かける。
新型株を中心にコロナが流行ってるらしいです。高校の友達も寝込んでいた。

動画の時代が来ているのかもしれない。私はあんまり見てないけどYouTubeとか人気だしな。
来週あたりから動画とか音声とかについて考えてみたい。

8月22日
去年の冬コミケで配布されていた、ソシャゲかなにかの絆創膏。
私はこれを「爆乳の絆創膏」と呼んで使っていた。
くにゅうのんそうこう」で語頭が揃っているのが気持ちいいよね。強い破裂音だし。ちなみに当サイト「蛸足ターミナル」も語頭揃えてます。
そんな爆乳の絆創膏を最後まで使い切った。中に入っていた絆創膏は特に爆乳デザインではなく無地だったから使いやすかったのです。
ありがとうなのです。

8月21日
実家の猫が迎え入れられて今日で3年になる気がする。あっという間だな!
変わらず遊び好きで、紙切れを入手しては「投げろ」と催促して走り回っている。
体が大きくなってゼロからの跳躍力は若干落ちたような気がするけど、それでも全く太っていないしスタイルは良いほうだと思う。うちの家系に類似した体型。
今後もすこやかに……。

8月20日
やよい軒のミックスとじ定食。

 

やよい軒のミックスとじ定食。

8月19日
新宿で、誰かと待ち合わせをしつつ明らかに迷っている人がいた。
その人は電話をしながら「自分がどこにいるか分かんねえよ!とりあえずオイオイが見えて、今ケイオーの前に来た!」と言っていた。
その人の視界に映っている建物はマルイで、立っている場所はIKEAの前であった。
せめてイケアは冷静に読んでくれ、と思った。

8月18日
図書館に8時間いた。労働じゃないんだから。
私の正面に座っていた人が着ていたTシャツに「Drink juice together!」と大きく書かれており、見るたびに喉が乾いた。

8月17日
図書館に通い続ける夏。
図書館っていい施設ですよ。静かで涼しいし、そこらじゅうにある本がすべて読み放題。運営費はわれわれの税金。大学図書館の場合は各々の学費。使わないともったいない。
家で高校野球を見るか、図書館に行くか。今の私はこの2つのコマンドで動いている。

8月16日
昨晩22時半過ぎに「明日の朝モルックやりましょう!」と誘われ、2分で「やります!」と返答し、すぐに寝た。そして朝6時半に起きてモルックをやった。
前回より明確にうまくなっており、かなり勝った。鬼谷がモルック強いの解釈一致なんだよな。
モルック後は図書館をはしごして2時間ほど過ごし、一旦帰宅して昼食を食べながら高校野球の京都国際対尽誠学園を見届け、また図書館に行き2時間ほど過ごした。

夜、テレビを見ていたら外から遠く響く低音が聞こえた。雷かと思って空を見るが雲すらなく、見えるのは低く飛ぶ飛行機のみ。
勘違いか、とテレビの前に戻ったらやはり外から同じような音が!
窓から顔を出し、なにかおかしい、と耳を澄ませ頭を捻る。「ドーーンドーーンドドドド」というめりはりのある音、やけに低く飛ぶ飛行機……はよく見ればヘリコプターだ。ドクターヘリのような直線的な挙動ではない。何のためのヘリか……。ハッと気づいた。
きっと花火である。そういえば図書館から帰ってくるときに浴衣を着ている人を見かけていた。あれもそういうことか。
気づいた瞬間、自転車の鍵を握り、家を出た。とにかく音のする方へ走る。
間もなく花火そのものを視界に捉えることができた。道にもちらほら人が出て、遠くを見ている。
やがて打ち上げ会場近くに到着。さすがに音も光も迫力がある。しかし自転車を停める場所はないから乗りながら見る。なにせ歩道で立ち止まることすら許されない環境だ。
ここ数年で強く自覚していることだが、私は花火がかなり好きだ。しかし計画性がないから事前に調べることもないし、人混みが嫌いだから情報を入手してもわざわざ見に行く気にならない。こうして衝動的に見られるのがちょうどいい。
歩道は大混雑だが、私は車道を走行しているから、通過するだけなら信号に従って滞りなく進める。長く見るつもりもないからそれでいい。もともと知らなかった花火だ。交通整理を行う警察官のはたらきにエールを送りながら会場を離れる。
まだまだ爆音を響かせる花火を背にしながら自転車を漕いでいると、建物がない開けた場所に出た。もしやここなら落ち着いて花火を見られるのでは、奇跡の穴場を見つけてしまったのでは、と心踊らせながら自転車を降りて振り返ってみたら、前方の背の高い樹木が邪魔をしていた。奥に花火があることは分かるが、とても無視できる障壁ではない。
ちくしょう、あの木さえなければ、と悔しさを抱きながら諦めて再び帰路につこうとしたとき、ふと気づく。
周囲に自転車が停められている。それも、6台ほど。中にはシェアサイクルもある。
このあたりは建物がなく、ただ本当にすこんと開けているだけの場所で、店や駅などもない。ここを目的に人が集まるような場所ではないのだ。そんなところになぜ自転車が複数ある?
花火が関連するだろうという直感があった。とすれば、花火を見るためにここに集まった人がいるはず。つまり、この周辺で花火を見る手段がある。
そう仮定して、花火と反対側の空間に目を凝らす。つい10メートルほど先、開けた場所の突き当りとも言える場所は、近いわりにひっそりと暗く、空に向かって壁のように針葉樹が立ち並ぶ。その木々が立つ足元は……盛り上がった斜面だ。手前に草木が生えていたから気づかなかったが、小さい土手のような形状になっている。あそこに登れば花火が見えるのではないか!
と、一歩、二歩近づいたら、目も慣れてきたのか、さっきまで見えなかった輪郭を視認できるようになった。
軽く30人以上が、すぐそばの斜面に立っていた。
一瞬呼吸が止まった。行き止まりのように思い込んでいた暗闇の一部は、人によって構成されていたのだ。ここをあたかも自分だけが見つけた空間かのように浮かれて花火を探っていたとき、その挙動は30人以上にありありと見られていたのだ。
というわけでビビりつつもその人々に混ざって小高い場所に立ち、ゆっくりきれいに花火を見ることができた。みな異様に静かに最後まで花火を見ていた。暗闇の構成員たるプライドか。

8月15日
茂みからガサッと小さい物音が聞こえ、カエルか!と身構えたらネズミだった。
写真も撮ったがまったく分からないな。中央の黒い塊がネズミです。
セミが苦手な人は私よりもっと苦しい日々を過ごしているんだろう。私はセミは全然平気。普通に手で掴めるし、死にかけのやつが転がってても気にせず横を通過できる。
カエルは湿り気があるのも嫌だ。触ったら絶対に手を洗いたいよね。それに比べて虫は乾いてるから良いよ。そう考えると衣服の速乾性ってやっぱり大事なんですね。

8月14日
左手のない猿について「何か明確な事件があるわけでもなく」と書いた途端に、当猿に女性が足を噛まれる事案が発生し、報じられた。
今後もし捕獲できる機会が生まれたら捕獲されるんだろうか。そうしてどうするのか。
我々はこの猿にどうあってほしいのか。この猿をどうしたいのか。どうあってほしいわけでもないのなら、なぜ注目するのか。私はまだこの猿に対する態度を決めることができていない。

8月13日

「日記でこのことを書こう!」と思っていたことがあったのに思い出せない。なんだっけな。「書くなら今しかない」と思ったんだよな。

しかもラジオ聴いてたらそれに関連する情報が入ってきて、「より情報強度を高めて書けるようになったぞ」みたいなことを思ったりして。

でも何のラジオを聞いていたかすら忘れてしまった。「白石晴香のぽかぽかタイム」だったかな。Twitterで #ぽからじ 見てみるか。実況してる人のツイートから記憶を引っ張り出せるかもしれない。

引っ張り出せなかったー。この番組ではないかもしれない。そもそもラジオで追加情報を得たかどうかすら怪しくなってきた。一旦別ルートで考えよう。

とりあえず思いついた単語をどんどん挙げてみるか。

マック 野菜 冷凍食品 牛乳 コーヒー LINE 同級生 高校 仙台 サイゼリヤ ドリンクバー 寿司 車 漫画 無印良品 キウイ バナナ トマト ヒグマ

思い出したーーー!!!!!


「左手のない猿」が東北〜関東で目撃されている。何か明確な事件があるわけでもなく、ある一匹の個体が移動を続けている様子が時折報告される。この “何があるわけでもないけど不穏な感じ” が妙な注目を集めているところがある。

この猿の注目のされ方や世間の潜在的な印象は、なんとなく「性の喜びおじさん」を想起してしまう、という話を書きたかったのだった。そしていつか来るであろう話題性の終焉も、なんとなく同様の気配を帯びてしまうのではないかという無根拠な予感がある。(彼は電車内でのトラブルの末に殺されてしまった)

また、左手のない猿とは関係なく、福井の海で多数の海水浴客に怪我をさせていた「かみつきイルカ」というのがいた。これの死亡が今日確認された。沖合で死んでいたイルカに付いていた発信機から個体が一致したらしい。これもなんか似た雰囲気。追加情報というのはこれだった。

散々引っ張った割にまとまりのない話で申し訳ないが、とにかく「左手のない猿と性の喜びおじさんを取り巻く環境に、どこか重ね合わせてしまう空気感がある」ということを今書いておきたかった。

「白石晴香のぽかぽかタイム」は全く関係がなかったということだけはっきりと申し上げておこう。


8月12日
松屋の新業態としてオープンしたラーメン店「松太郎」に行った。食券機のUIや音声などは完全に松屋。
680円の醤油ラーメンを食べた。細麺であり、それがそもそも私の好みではない(細麺てなんかあんまり食った気にならなくないすか?)。チャーシューやメンマは普通。
おにぎりは青唐辛子味噌。単品180円、ラーメンとのセットで150円。これは無難にうまかった。もはやコンビニでも150円以下のおにぎりが結構少なくなってきていることを考えると、悪くない。
もしこの醤油ラーメンと日高屋の味噌ラーメンが勝負するとして、どちらかに全財産を賭けなければいけないとしたら、私は日高屋に賭けたい。そんな味でした。
あと、店内にはずっとジャズが流れていた。松屋レディオみたいなのは無い。
ついでにもう一つ言うと、松太郎という店名って「松木安太郎」を連想せずにはいられなくないですか? 私は食べている間ずっとそのイメージが脳裏にちらついていた。

8月11日
実家でテレビを見ていたら、小学校からの同級生で唯一今も連絡を取り合う友人から「いま栃木いるなら会おう」と連絡があり、二つ返事で会うことに。
結婚式の写真を見せてもらった。ていうか結婚したことは知っていたけど結婚式の存在を知らなかったので、結婚式があったことを確認できてよかった。ちゃんと素敵な結婚式をしてました。何事も常に私の先を進んでいて、背中でいろんなことを教えてくれる。私がその後を追随することはあまりない。追随しようと思っても能力や覚悟やセンスなど諸々が足りなくて、追随できない。だから成り行きでライターなどしている。

もう一人、高校時代よく遊んでいた友人とも数年ぶりに会うことができて嬉しかった。開口一番「あ、鬼谷さんじゃないっすかw」と声をかけられ、ネット関連の仕事をしていることについて「遠くに行っちまったな~w」などと言われたが、その態度から一切距離を感じなくて嬉しい。ていうか実態として全く遠くに行けてないしな。むしろ私だけずっと学区内をうろうろしている。

「コメダの豆は基本10個なのに9個しか入ってなかった」と言ったら、「コメダの豆を皿に出して食べる人を初めて見た。たしかにそのための皿だね」と言われ、豆の数のことがどうでもよくなってしまった。

皿いつも使っていたけど、使わない人もいるのか。指摘されたことなかったけど、みんな「こいつ皿使うんだ」と思っていたのか? でも一回皿に出さないと、何個入ってるか分かりにくいじゃないか。


8月10日
高校の同級生とテニス。もはやテニスコートの写真も撮らなくなった。
基本的に前衛として動いていたんだけど、意外なほどにいいプレーができた。スマッシュは5回ぐらい打って一度も失敗しなかったし、その他のボレーも終盤の2回以外すべて相手コートに収まっていた。ミスがあった終盤は疲労&疲れもあったから、ポテンシャルとしてかなり期待できる。
前衛関連の技術は一旦クリアしたものと考えていい。次は改めてストロークとサーブだ。まずは強さよりも安定感。自滅しないこと。
そんな前向きな反省をしつつテニスの道具を片付けていたところにカエルが現れた。常に徹底して避けていたため今年初遭遇。気づいた瞬間、運動会の練習でも見せたことがない速さで回れ右をした。発生後2フレームで視界から削除。海馬に当たり判定を与えない。
テニスコートにカエルが出るなんて、私専用のことわざみたい。天国を一瞬で荒廃させる地獄の使者。ああやだやだ。出現頻度にかかわらず、そこに現れうるという可能性を認知してしまうだけで安寧は奪われてしまうのだよ。

8月9日

恐山さん原作・南十字明日菜さん作画の『そういう人もいる』、この回だいすこ。ほのり(メガネをかけた女性)が「おでかけ同行サービス」を利用して一緒にでかけている男に交際(に準ずる関係)を迫るシーン。
婉曲に婉曲を重ねた告白は彼女の性格として納得できるおもしろポイントなのだが、何よりインパクトあるのは男(幾翔といいます)の手に自身の手を重ねることだよな。そうすることで交渉が有利になるだろうという判断、そしてそれを遂行できる魂の存在。この手段をどのように学習してきたのか知りたい。座学で学んだのか、あるいは実体験として学ぶ機会があったのか、そして過去に成功例があったのかなかったのか。
これだけ婉曲的に意見を伝えようとする人が、些細だが明白な倫理を飛び越えて相手に触れることはできるというちぐはぐ加減も面白い。
手の大きさの違いもいいよね。それぞれの体温を感じます。

8月8日
鹿児島で大雨。浸水や土砂崩れの被害がある。
正月の震災、今回のお盆前の水害のような、普段離れた場所に住む人同士が会える機会を奪う事象には特に胸が詰まる。
今後、災害は増えていくという見立てがある。個人でもやれる範囲で防災をすべきだが、大きくは行政が仕切る分野だ。気候変動に作用すると考えられる環境保全は、大企業が対応すべき規模の問題だ。後者に関しては意図的にどうにかできることじゃないかもしれないけど、どうにかできる可能性を持つ者が動いてくれないとどうにもできない。

8月7日
けたたましく通過する電車の横に立ちながら、「俺にはこの音量は出せないな」と思った。

8月6日
アップローダーの都合で低画質になってしまったけど、YouTubeの高評価一覧がテニスに染まっている。
起きている間はテニスのことしか考えていなくて、家ではもちろん会社でも腕を振り回している。本当はラケットを握って振り回したいんだけどね。
マジの理想を言うと、電車ではなく、移動する魔法の絨毯のようなテニスコートに乗ってテニスをしながら会社に行きたい。

8月5日
部屋を粛々と片付けた。気持ちいいもんだ。
かつては写真を撮って見せれば必ず悲鳴が上がるほど散らかった部屋に住んでいた私だが、今やヨガマットを敷いてストレッチをすることができる。
散らかっていた頃も、汚れているわけではなかった。原因はほぼ大学の資料だったからな。授業でもらった紙をそこらへんにポイと置いたり、読んだ本をポイと置いていたら、足の踏み場がなくなっただけ。大学に行くと毎日大量の紙が配られるから大変なんだ。
そういえば今日たまたま私用で500枚ぐらいの紙を印刷したんだけど、ちゃんと積んで置いているからまったく散らからない。むしろ知的な雰囲気が出て自己愛をくすぐられる。コピー用紙は賢い香りのディフューザー。

◇群馬・伊勢崎市で国内最高気温を更新する41.8度を観測。関東の14観測点で40度以上に。
8月4日
とんかつ。
肉が反り返って断面が目立っている。普段はこんなフォトジェニックなことをする店じゃないんです。
あるいはもしかしたら最近そういう店になったのかな。真夏のセンター分けデビュー?

 

右奥に湯呑みが見える。あれは私の飲みかけの麦茶だ。
とんかつを食べていたら、右隣の空席に常連のおばあさんが来た。注文するまでもなく「ミックス定食でいいですか?」と確認されていた。
そして、カウンターに置かれたやかんのような大きい急須を取って、私の湯呑みに麦茶を注いだ。
(あれ、結構ボケちゃってて自分の湯呑みと他人の湯呑みの判断がつかなくなっちゃってるのかな)と一瞬思ったが、ただちにそれは善意だと気づき、「ありがとうございます」と礼を言った。おばあさんは「(いいってことよ)」といった佇まいで、静かに二度うなずいた。
とんかつを食べ終え、注がれた麦茶を飲み干し、もう一杯自分で注ぎ一気に飲んで退店した。

8月3日
朝6時半に目が覚め、そのまま二度寝せず着替えてテニスの壁打ちをしに行った。道中でおにぎりを2つ買って食べる。今日は硬式を多めに。前衛を意識したボレーの練習など。
帰る頃にこれから練習を始める野球部の集団とすれちがった。
帰宅後、シャワーを浴び、洗濯機を回しつつ10時頃に再度朝食を食べる。洗濯物を干し、図書館に行く。4時間ほど滞在。
昼食を食べていなかったので、16時頃に食べる。帰宅後、部屋の片付けやラケットの手入れなどをし、20時頃に夕飯を食べる。そこからしばらくソフトテニスの動画を見る。
22時に就寝。

 

後日、この日の行動について、「夏休みを迎えた中学生のモデルケース」として文部科学省より表彰を受ける。

8月2日
起きて整形外科へ。一昨日の夜に強めのストレッチをしたら背中の筋肉を痛めてしまったため、電気治療を受けた。不思議なもので幾分軽くなる。
午後は大学の図書館へ。ちょうどオープンキャンパスが開催されていて大混雑だった。図書館も見学のため開放されており、集中できないかと思われたがむしろ皆が気を遣って静かにしており快適だった。
帰宅後、テニスの壁打ちへ。中古で買ったラケットのガットを張替えたので、その感触を確かめる。悪くはないが、打ったときにビーンという振動音がして気になる。ヒビがあるわけではなさそうなのだが、どこかに隙間があるようだ。あくまで練習用かな。
夜は息子夫婦と会食。孫は部活の遠征で長野に行っているらしい。インターハイを目指しているというから応援したい。私には手が届かなかった領域だ。間接的に夢を見させてもらおう。

8月1日
新宿駅のアイマス20周年広告がリニューアルしていた。

 

全面を埋め尽くす寄せ書き。事務員とプロデューサーによる「準備」が完了したということだ。
このコンテンツを享受できていることが嬉しい。
かまみくの広告もリニューアルしていた。最初は2人だったのに増えたなあ。

 


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