1人だけ衣装を揃えてもらってないし果穂の腕で顔を隠される智代子。
果穂の腕は長いな。しかし私も腕はかなり長いんだぞ。
「たしかに長いですーーっ!」
ははは、そうだろう。
なんかうまくやれば裏編成1万いけそうなんだけど手持ちのサポートだと若干厳しいかもしれない。ようやく仕組みが分かってきた。今のガシャではうまみを感じないので新ガシャに期待する。
そういえばこないだ、新華社通信とかけた「新ガシャ通信」というツイートをしたけどさっぱりだった。「国営 新ガシャ通信」とまで言った方が良かったか。
大宮のパスタ屋で昼を食べた。日替わりメニューで花かつお節と梅と大葉のパスタ。うまかった。このセットで900円。近所に欲しい。
さいたま国際芸術祭行ってきた。人の感想を聞いて、めちゃよさそうだなと思って。これを読んでる人がこれから見に行くとしたらあまり具体的に書いたり写真を載せたりするのはつまんなくなりそうなので抑えるけど、すごくよかった。
本筋の面白さのほか、個人的には「市民会館」「ホール」という会場を歩く行為に興奮を覚えた。私はああいう建物に関しては、部活動などにより「舞台に立つ側」として立ち入った経験が多いから、すなわち緊張を連想させる空間でもある。また、そのように舞台に立つことはもう何年もしていない。つまり、「昔の緊張」を強く想起させられる空間なのだ。それを自由に歩くことの優越感や背徳感が心を揺さぶった。
そういえば、ガイドマップを片手に「作品と言えるほどのものが何もないぞ」とつぶやきながら歩いているおじいさんがいた。何となく、今回の展示の可能性を象徴しうる反応かもしれないと思った。あるいはこのおじいさんも……。
一枚だけ写真を載せる。
「通水」とあるべきところが削られて「涌水」になっていた。排水なのに涌水。
これは地下の男子トイレの個室の中にあったものなので、おそらくほとんどの人が見ることなく通り過ぎていくだろうと思って載せた。
会場を出てからも、物を見るモードが戻らなくて焦った。床屋の中で座っているおばあさんをジッと見てしまったり。それはただの床屋の中で座っているおばあさんでしかないのだが。
芸術祭のチケットを買ったらプラネタリウムの割引券がもらえたので帰り際に寄った。
実は私は最近プラネタリウムにハマって何箇所か行っていたのだが、今回はこれまでに無いレベルで酔ってしまった。ぐわんぐわん動く映像は大迫力ではあるものの、三半規管弱者にはつらい。
デパートでアイスを買って帰ろうとしたら、レジでドライアイスをつけてくれた。1時間保つような量が入っているという。
私はサッカー台でアイスとドライアイスを薄手のビニールに包み、両者が密着するようしっかり口を閉じてリュックにしまった。
駅に向かって歩くこと数分。構内に近づいた頃、突然リュックから
ボン!!!!!
という破裂音が聞こえた。明らかな異常事態だが、決して慌てず、歩行スピードを緩めないまま5秒ほど考えて真相が分かった。
ドライアイスとしての固体から気体になって体積が大きくなった二酸化炭素が、薄手のビニール袋を膨張させ、破裂に至らしめたのだ。
実にシンプルなミスである。あの袋の口を閉じてはいけなかったのだ。理由がわかれば何も怖くない。歩きながらリュックを前に抱えて中を確認したところ、やはりビニールが破けているだけで他に問題はなかった。
知識は便利だなあ、と思いながら歩いているうち、徐々に冷や汗が出てきた。
もし、
電車に乗っている時にこの爆発を起こしてしまっていたら。
その爆発の原理を知る由のない他の乗客が「不審な爆発物あり」と通報したら。
電車は止まり、私は警察と鉄道員に事情を説明することになるだろう。
せっかくデパートで買ったアイスも溶けてしまうに違いない。