2024年2月24日 深いは不快

ほどよく晴れていた。

遠くの猫。遠猫(えんびょう)。

せーの、

\\\遠猫(えんびょう)///

こちらに寄ってきた。

耳がカットされているから地域猫というやつらしい。こないだの日記で書いたたくましい猫も地域猫だったという。意義は理解しているが、いまだに「痛そう」とは思ってしまう。大して痛くないんだろうけど。

私はノートPCはMacBookを使っていて、デスクトップのOSはWindowsだ。デスクトップのキーボードを新調しようと思っている。

MacBookのキーボードはキーストローク(キーを押した時の沈む深さ)が1mmと浅く、それゆえ1文字ごとの指の負担が少なくて好みだ。ペチペチペチペチと軽く打てる。

いま私がWindowsの方で使っているのはパンタグラフ式というそもそも浅めのやつではあるのだが、それでもキーストロークは2.5mmなので私にとってやや深い。深く押す必要があるやつはキーの谷間に指が引っかかってもどかしい。

MacBookの浅さに近いキーボードをWindowsでも使いたいと思い、いろいろ探した。Apple製品でMacBookと同様のMagic Keyboardという商品をWindowsで使うことも仕様上は可能なのだが、利用者の反応を見る限り接続の相性が悪いらしい。接続が悪くなるのは何より致命的だから、泣く泣く回避する。

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ネットの評判を見るとこれがキーストローク浅めでMagic Keyboardに近いというが、電器屋に行って触ってみたら全然別物だった。キーストロークは1.8mm。

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マイクロソフトが出しているこれはキーストローク1.35mmで、数値上はかなり良さそうなのだが店舗に実物がない。そもそも公式では終売らしい。

触らないまま思い切って買ってしまおうかと思ったが、安いものではないので踏みとどまった。

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粘ってあれこれ探した結果、3000円ほどでキーストローク1.4mmのものを見つけた。一旦これを注文して試してみることにする。翌日届くらしい。

なんとなく、この商品で納得する気はしない。でも今はもうこれを買ってみるしかない。悩みすぎてそういう段階に達してしまった。これ以上悩んでも結論への進展が見込めない。「悩み」という無料アイテムではガチャを引けなくなった。実物を買わないと進まないストーリー。

そういう状況になってるんです。

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