Twitterで「ちいかわ」を描いていらっしゃるナガノさんの著書を3冊買ったので、この土日でずっと読んでいた。買ったのは『MOGU MOGU食べ歩きくま』(ワイドKC)①②巻と『ねこくま、めしくま』(角川文庫)だ。いずれもエッセイ漫画。
ナガノさんについて。
まず「ちいかわ」が非常に面白い。これは「なんか小さくてかわいいやつ」が生活を送る漫画だ。もし見たことがないなら見たほうがいい。
Twitterで最新話が更新されるたびに私はほぼ毎回大笑いしてしまう。ギャグ漫画として面白いのだ。ちいかわも既に単行本化しており、私はその発売が告知された3分後にネット予約を完了していた。ファンである。単行本の入手後、友人とオンライン飲み会をしながらちいかわ単行本の紹介をしていたら、ページをめくるたびに私が1人で爆笑するものだから気味悪がられた。でも私に罪はない。ちいかわが面白すぎるだけなのだから。気味悪がった友人は「そんな面白い漫画があるわけない」と思ったのかもしれない。あるのに。
ちなみに私の母親もちいかわが好きだが、感想を話し合うと母親は「健気で涙が出ちゃうことがあるよ」と言っていて、そういうこともあるのかと思った。色んな楽しみ方ができるようだ。もちろん母親もちいかわで大いに笑っていることがある。
ちいかわや今回買った本などを読んで感じたのは、ナガノさんはとにかく絵が上手いということだ。表情なんか特に絶妙である。記号としての表情ではなく、絵そのものがダイレクトに最大の表現力を持っている、文章化不可の表情だなあと感じる。それが作用して私は爆笑しているのだろう。(上記「文章化不可」というのは「文章化すべきでない」という意味も含む)
絵の上手さはもちろん表情に限らず、全てのコマやイラストのバランスが完璧で惚れ惚れする。本当にすごい……。
こんなに笑える漫画はコジコジ以来かもしれない。私は喫茶店に一人で入ってコジコジを読んでいたところ、あまりにも面白すぎて笑い声が抑えられず、読むのをやめたことがある。
興味がありましたらぜひ読んでみてください。ちいかわ単行本の特装版には絵本がついてきます。絵本もかなり面白かったです。
ナガノさんの話しかしていないが、これでも日記としてよろしかろ!