眠い。頭が朦朧としている。
毎日風呂に入っている。
湯船に浸かっている。
入浴剤を使っている。
風呂はいいね。
風呂はリリンが生み出した文化の極みだよ。
おい、エヴァで風呂ならミサトさんだろ。
ミサトさんから風呂を奪うな!!!
「風呂は命の洗濯よ。どうも葛木ミサトです」
だろ!
風呂は命の洗濯。
風呂=(命の)洗濯
風呂=洗濯
洗濯ってのは行為だから、このときの「風呂」はつまり「入浴」を指すよな。うんうん。
湯船=命の洗濯槽
そういうことになるよな。
入浴剤=命の柔軟剤
これもそうだよな。
「シンジくぅーん! 入浴剤は命の柔軟剤よ♪」
「ミサトさん、難しいよ。もう一回言ってよ」
「入浴剤は、命の柔軟剤よ」
「わかったよ」
「シンジ、肩まで浸かれ。浸からなければ、あがれ」
「ねえシンジ、風呂入ろうか」
「バスロマンの匂いがする」
「シンジくん、俺はここでお湯を撒くことしかできない。だが君には、君にしか浸かれない、君になら浸かれる風呂があるはずだ」
「やります。僕が浸かります」