カラオケに1人で行き、5時間ぐらい歌いつつ録音して、家に帰ってからそれを聴いている。
自分の歌声に酔っているのではない。逆である。私は歌が上手くない。だからこそ、自分が持てる能力での「聴いていられる歌」を探しているのだ。
ほとんどの曲は聴いていられない。ただ、たまに最初から最後まで聴いていられる曲がある。そういうのは忘れずにメモをとる。そして、人との遊びなどで不意にカラオケにいくことになった時に、こっそりとこのメモを見るのだ。その中から、遊びのメンバーを考慮して選曲する。歌が上手くない人間として、それなりになんとかしようとしているのだ。涙ぐましい努力だとは思わないか。安定した収入を得られる立場になったらボイトレとか行ってみたいと本気で思っている。すべては、年に一回行くか行かないかというカラオケのために……。
ちなみに最近行ったカラオケで私がピックアップした曲は以下の3つである。
ROCKエロティック/Berryz工房
GOOD BYE 夏男/松浦亜弥
浮舟/GO!GO!7188
歌える曲リストはほとんどハロプロ系が占めている。中途半端に声が低いので、男声ボーカルの曲が歌えないのだ。ほんとは嵐やエグザイルを歌って踊ったら盛り上がるんだろうな、と考えたりもする。今の私には天竺を目指すような話だ。それでも、クラスの人気者になるためにひとつひとつ努力していきたい。
まずは°C-uteの『まっさらブルージーンズ』のダンスを練習しようか……。