2022年2月16日 試金石としての味噌汁

冬の朝は一杯の豚汁から……。

夜に作った豚汁を翌朝に食べる。
これが1番うまい。

こっちは昨日作った直後のやつ。
味噌がまだ落ち着いてない感じが分かりますか。

一晩経つと味噌汁の液体部分と具の水分が全体的に馴染んで、一つの「豚汁」って感じになるんだよなあ。

でももしかしたらこれって好みなのかな。
作りたての、具の味と味噌の味がそれぞれシャッキリと感じられる味噌汁もある程度支持されているのかもしれない。
もはやそっちがマジョリティか? 怖……。

こういう味の好みの違いとかって、結婚によって劇的に露見することがあるんだろうな。そういう話を聞くのは好きだ。
そういう相違点を発見した上で、どのように付き合っていくのかという解決策を聞くのも面白い。どちらかが折れるのか、それぞれ調理過程を別にとるのか。個人的には、できるだけ面倒な手段で決着していると好ましい。

あたしンちのエピソードでいうと、家族4人の食卓で卵かけご飯を食べるとなった際に弟のユズヒコだけが生卵を持って台所に行き、わざわざ目玉焼きを作るという話があった。
ほかの家族はユズヒコを冷やかすが、行動を止めさせたりはしない。ユズヒコも「俺はこうやって食べたいんだからほっとけ」という態度で毅然と目玉焼きを食べる。

家族という集団でありながら、個人が個人であることを貫く姿勢が良い。違いを均そうとしない関係性が理想的だ。

ただこれはあくまで観客としての感想である。
実際に家庭を運営していく人々にとってはそれぞれ複雑な事情や妥協しなければならない点がたくさんあることだろう。

みんなどういうモチベーションで家族を作るのか。どういう動機で交際し、結婚し、同じ家に住んで生計を一にしようとするのか。

こういうことをただ考えているうちに、人生において取り返しのつかない遅れを抱えることになるのは想像に難くない。

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