2022年8月13日 セクシーサマーの呼び水

起きた瞬間、雨が強く降り始めた。
台風8号である。

 

レモン味に染められた鶏肉。

 

なんと油をしかずに焼き始めてこれ。

すごいよね

 

ぷりぷりしておったわい。

 

横浜アリーナでSexyZoneのライブを見てきた。
いとこがジャニオタで、チケットを4枚取れたということで誘ってくれて、いとこ家族+私で見てきた。

私はSexyZoneの曲をそこそこ聴いている。
いとこがCDを貸してくれるというのもあるし、かつて行事の余興で『カラクリだらけのテンダネス』を歌って踊ったことがあるので、その時期は特に聴きまくり、カラオケ映像のダンスを見てひたすら真似していた。あといつも遊んでいる私の先輩は昔SexyZoneの後ろで踊っていたことがあるらしい。

余興で一生懸命頑張る姿

そんなわけでSexyZoneは私にとってジャニーズの中でも親しみのあるグループで、いとこもそれを分かっているため今回誘ってくれたのだ。

 

ジャニーズのライブは入場後に座席の位置が発表される。チケットとして事前に渡されたQRコードをかざすと、座席が書かれた紙が印刷されるのだ。

私たちの席は、3階北スタンド席という最上階の奥だった。メインステージからは直線距離で最も遠いのでハズレ感が強いが、角度としては真正面に近いのでまあまあ。
何よりも安心したのは、スタンド席がすり鉢状になっていることだった。私は身長が177cmあるので、平らなエリアでは後ろの人にとって大きな邪魔となる。それは本当に避けたかったから、ホッとした。もし平らな席になっていたら私は終始座り続けようとまで思っていた。

 

入場してから開演まで1時間ぐらいあったため、飲み物を買うついでにロビーをうろうろしてみたのだが、これが恐ろしいほどに女性しかいない。
途中から「自分は本当はここにいてはいけないのではないか」と感じ、極力気配を消すようにした。しかしほとんどの場面で私が最高身長となるため、少し目立ってしまう。
しかもそこにいる人たちは全員「日本でトップレベルの容姿を持つ男たち」を見ることを目的としてこの場にいるわけで、私は同じ男でありながらそれらより明らかに劣る存在として彼女らの目に映りノイズとして判断されているのだと気づいてからは、最大限の早歩きで自席に戻るようにした。私自身の気持ちがどうとかでなく、彼女らのボルテージを余計に阻害したくなかった。
まあここまで気にしたとて、ほとんどの人にとって私の存在など認識されていないと思う。飛蚊症も慣れてしまえばいちいち気にならないのと同様に。しかし、いち網膜のゴミとしては冷や汗が止まらない環境だったのだ。

普通の街だったらこんなプレッシャーを感じることはないが、ジャニーズのライブ会場ともなれば事情は大きく変わる。

 

緊張しながら慌てて買ったジュース。
横アリ価格で160円。

 

開演した。

大々的な演出などなく、黒いTシャツを着たメンバーがいきなり出てきた。一瞬スタッフかと思った。

メンバーの佐藤勝利がコの字に感染して出演できなくなってしまったので、プログラム開始前にその旨を一言ことわりに来たという。
これは事前に知っていたことだが、それにしても残念だった。私は佐藤勝利と同い年で、勝手に仲間意識を抱いていたので、ぜひこの目で見てみたかった。まあ次の機会に。

挨拶ではメンバーの松島聡が「さっきも勝利と電話してました。健康ですので安心してください」と言っていた。

「感染してるなら健康ではないのでは?」と思っていたら、菊池風磨も「健康ではないよね」とツッコんでおり、安心した。まあ松島の言いたいことはよくわかる。

 

ついに本編がスタート。
今回のライブは最新アルバムに合わせたテーマで構成されているため、そこに収録される曲を中心に披露される。私がよく聴いていたのは2019年のアルバムだったが、そこにある曲は今回使われなかった。仕方ない。
とはいえ最新アルバムもしっかり聴いていたので存分に楽しめた。

パフォーマンスについて特に詳細には記述しないが、総じて良かった。
ライブ中盤で花道の中央に水たまりのようなエリアが生まれ、水飛沫や照明の輝きとともに踊る彼らは美しかった。

そもそも同性のアイドルのライブというのを初めて見たわけだけど、「俺も頑張るぞ!」という気持ちになれるね。まあこれは異性のアイドルでも同じだな。私は対象のアイドルに憧れるというより、同じ人間が躍動する姿を見て、己の精神を昂らせている。
今回は肉体のあり方などについて殊更に色々感じた。

 

アンコール後、なんと私が座るスタンド席の目の前の通路にメンバーを乗せた台車が通ることになった。
通ることになったというか、それはもう事前に構成として決まっているわけだが、ステージの両端からその台車が発進し始め、中央で待つ身として急に緊張した。

やがてそれらは私の目の前を通過していった。
ジャニーズのライブでは男の観客はファンサービスを受けやすいと聞いたので少し期待していたが、私の周辺はわりかし男が固まっていたので、私個人に大サービスをしてもらえるということはなかった。しかし私の席はとにかく立地が良く、本当に1メートルの距離で全員を見た。
皆いい顔・いい表情をしており、肌も綺麗だった。

そういえばちょうど最近、私が出る記事のチェックで自分の姿(写真)を見る機会があったのだが、それがビックリするぐらい日焼けしていた。なんか、全国の高校球児に思いを馳せてしまうぐらい黒く見えた。私は出勤以外でほぼ外出していないはずなんだがな。非常に効率よくメラニンを生成してしまうようだ。

少し話が逸れたが、それを踏まえると(踏まえなくとも)、SexyZoneの皆さんの肌は実に絹のようでした。顔も小さいし。

 

中島健人が私の間近に来た瞬間、彼の頬を伝った汗が光を反射して白く大きく輝いており、まったく素の気持ちで「あ、宝石」と思った。

 

以上、セクシーサンキューでした。

 

終演後、いとこらと五右衛門へ。

 

和風で野菜多めの冷たいパスタ。
うまかった。ビールも飲んだ。

 

この商品には入っていないイクラの粒があった。
こういうの、見つけると少し嬉しくなる。

でも多分全然嬉しくならない人もいると思うし、店にとってはあまり言ってほしくないことだと思う。でも私は言う。



【サイゼリヤ】柔らか青豆の温サラダの『粒の数』に関する計測と調査 | オモコロ


サイゼリヤの人気メニュー『柔らか青豆の温サラダ』の「粒の数」について調べてみました。


omocoro.jp

この記事でも書いたな。
サイゼリヤの場合は、青豆の茹でとパスタの茹でで同一の設備を使うからこうなるらしい。

 

もし「SexyZone」という単語から検索してこの日記に辿り着いてくれた方がいるとしたら、どうしてこんな後味の悪い話題を最後に持ってくるのか不思議に思うことだろう。

私も分からないんですよ。
500日連続で更新していても、そこらへんのことは全く分からないんです。
日記の終わり方って、なんか難しいんです。

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