2022年8月15日 猿の爪痕

出社可能時間ギリギリに起き、会社近くで昼ごはんを買っていった。

白い紙のやつは、ななチキのレッド。

露骨にたんぱく質意識しちゃってますから。
から。

 

in living.の影響を受けて無印良品で買いたいものがあったので、夕飯の買い出しついでに近くの店舗へ行った。

そこで見た光景。

 

カルディに隣接する無印良品。

これ、どっちもin living.の大好物なのである。

ここにin living.を連れてきたいと思った。
どんな反応をするんだろうか。

両店舗のちょうど中間にin living.を置いたら、本人の受けるエネルギーがそれぞれ均等にぶつかり合い、やがてin living.が垂直に上昇していくのではないかと思う。

 

夜もセブンでたんぱく質っぽいものを買った。
こんぶおにぎりは安いし味が好きだからという理由でチョイス。

上のサンドイッチ?は食べたことがあったが、下のケイジャンチキンは初めてだった。

 

結論、とてもうまい。

スパイスで味付けられた鶏肉といくつかのポテト。ボリュームはそれなりにあって、「まあギリ受け入れてやってもいいかな」というぐらいの値段。

同じ料金でフライドチキンがおよそ2個買えると考えると、トータルでどっちが満足できるかは微妙なところ。でもケイジャンチキン優勢かな。
私が本気で食費のタガを外すか、急に大金持ちになるかしたら、毎日食べたいと思う。

 

昨日見た夢の話。

実家の庭にいたら、塀の外に向かって犬が吠え始め、同じ方を見ていた祖父が私を呼んだ。
見ると、猿が2匹いた。

祖父は私に「猿を追いやれ」と指示した。

使命を受けた私は猿よりも先に「キエーーーーーーーーッ」と奇声を発し、両手を大きく広げて猿らに突進した。

後手に回ってしまった猿らは怖気付き、直ちに退散した。

一仕事終えた私は満足して玄関に戻り、室内でくつろごうとした。しかし、なぜか玄関のドアが閉まらない。

なんと、一旦落ち着いてから再びやってきた1匹の猿が、外からドアを引っ張っていたのである! このままでは猿が室内に侵入してしまう。

私は慌てて両手でドアを引っ張るが、相手も野生動物としてのパワーを全力で発揮する。ドアを隔てているからいいものの、この力比べを素手同士で行ったら鋭い爪を駆使されて大変なことになるだろうなと感じた。

ともかく、私はドアを閉めなくてはいけない。
いよいよ片足をドア枠にかけ、全体重を利用してドアを引っ張る。おじゃる丸の小鬼トリオが披露する組体操での両サイドのような姿勢である。

しかし、ここで猿が一層パワーアップする。
これまでは「もうすぐで閉まる」状態だったドアが「もうすぐで完全に開いてしまう」状態にまで持ち込まれた。

私もついに両足をドア枠にかけ、横から見ると「ト」のような体勢でドアにぶらさがっていた。
そして天を仰ぎながら観念し、叫んだ。

「じいちゃーーん!!猿入っちゃうんだけどーーー!!!」

 

その瞬間、

 

ドーーーーーーーーーーン

 

という音が響き、夢から覚めた。

寝ぼけながら、猿との戦いから解放された安堵を感じつつ、大きな音の正体を探った。

すると、ベッドの足元に置いていた除湿機が真横に倒れているのを発見した。

それを見て、すぐに顛末を察することができた。
つまり私は、夢の中で猿と戦いながらドア枠に足をかけている一方で、現実の除湿器を必死に蹴り倒そうとしていたのである。

なるほどこりゃ困った寝相だわいガハハ、と思いつつ、除湿器を起こそうとしたところ

 

ピチャ

 

と足が濡れた。

ハッとしてあたりを見回すと、除湿器がおよそ満水まで溜め込んでいた2.5リットルの水が、余すことなく全て床にぶち撒かれていた。

目に映る範囲が満遍なく水浸しになっていたため、はじめは水の存在に気づかなかったのである。

一瞬で目が覚めた。

キエーーーーーーーーッ

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