仕事 DE 名古屋 day3.
名古屋モード学園。
東京モード学園に慣れている身からすると「『東京モード学園 名古屋校』ではないんだな」と思ってしまうが、これは驕りだろうか。
完全な驕りだった。なんと設立は名古屋→大阪→東京の順。失礼しました。
朝。こんぶのおにぎりと豚汁。ちょうどよいボリュームとうまさだった。
これ食べてたら朝の会合?みたいなやつに少し遅刻したけどみんなぼんやりしてたから大丈夫そうだった。
輝いておる。
仕出し弁当。真ん中の小松菜のおひたしみたいなやつが味濃くてうまかった。
名古屋に来て、最も強く思ったこと。若者が電車でめちゃくちゃ席を譲る。老人を見つけ次第すぐ立って老人を座らそうとする。ていうか最初から座らない人も多い。
よほど強く教育されてきたのかな。なんかもう「座りたい」という感情ごと排除しているように見える。目の前に空いてる席があるのに座らない人も多くて、私はそれはむしろ良くないことだと思っているから、この県民性とは相性が悪いかもしれないと思った。ていうか東京の老人は座りたかったら積極的に座ろうとするから、こちらがあまり気を遣う必要のないところがある。名古屋は譲られる老人も謙虚に見えた。観測の母数は少ないが。
譲り合うのが楽か、競い合うのが楽か。前者の社会の方が精神的には健やかに生きられる気がする。
見知らぬ建造物。
地下がバスターミナルになっていた。
地上は寒いので地下街をうろつく。
ライティングに失敗されているアイマスの方々。
あんかけスパゲティ。数年前に名古屋へ来た際も食べて、なんとなくうまかった記憶があるのでまた食べたらやっぱりうまかった。前回とは違う店だけど一貫してうまい。私はあんかけ料理が好きだ。
トッピングで追加した180円の唐揚げ。写真じゃ分かりづらいがファミチキぐらいの大きさで、レモンも付いてくる。これかなりうまかったな。チャオという店です。
この店舗は駅ビルの12階にあって、わざわざ名古屋に来て駅ビルで夕飯食べるのも味気ないかなあと思いながら入店し、そこそこ混んでいる店内で席を探していたら、店員に「窓側も空いてますよ」と言われ、窓側?と思いながら店員の促す先へ進んでみた。
JR名古屋駅を見下ろせるロケーションだった。N700系がひっきりなしに進入してくる。これは駅ビルの特権だ。
栄という街を歩いてみたら、歌舞伎町っぽい雰囲気があった。しかし歩道の広さが全く異なり、栄はとても歩きやすい。そもそも歌舞伎町では歩道と車道の境目があるところが少ない。
電車に乗って今池というところに行ってみたら、こちらはなんというか「熟した性」みたいな雰囲気があった。
地下鉄の駅から地上へ出る階段にポッキーの空き箱が落ちてたけど人が多くて写真撮れなかった。ポッキーの日ならではのゴミ。
男性専用カプセルホテルに泊まったけど、これはすごい。本当に男しかいなくて、驚くほど静かである。一般的なカプセルホテルに比べてサービスはかなり充実しているところで、大浴場や食事ができるラウンジもあり人数としては賑わっているけど、音がしない。修学旅行でふざけすぎて怒られた後みたいな空気が常に漂っている。しかし実際は怒られているわけではなく、全員があるがままにしてそうなっているだけなので、より純然たる「静か」がある。まあ仮に男女混在だとしても同様に静かなのかもしれないが、栄と今池で熱烈な男女らを見まくった後だからか何か特殊性を感じてしまう。あ、ていうかここに泊まる人は近くの風俗に行くこともあるということなのかな。
受付スタッフには女性しかいないのもまた別の凄みを感じた。私は歌舞伎町で似たような受付のバイトをしていたことがあるけど、私が受付に立てていたのは客層を男女問わなかったからなのかもしれない。