2024年2月13日 すれちがい中心

園芸用品が買いたくて新宿のハンズに行ったらデレマスの面々がいた。アイマスの人に偶然出くわすと、嬉しい。

写真を撮ろうと思ったら男女5人のオタク集団が来て、そのうちの女性2人が「きゃー!イブちゃん!」「志希ちゃん……」と盛り上がっていたので、横で待機してから彼女らが去ったのちに上の写真を撮った。撮影時、私の後ろに別の女性オタクがスタンバイしている気配を感じ、焦って足元を画角に収められなかった。情けない。このメンバーの人となりを全く知らないんだけど結構女性ファン多いのかな。

私は久川颯の曲をよく聴いているので、何かグッズを買おうかと思ったが逡巡ののちにやめた。ビビッと来るグッズがなく……。

東急百貨店の地下食品街を通ったら、バレンタインを控える客層の勢いが凄かった。人々の消費が活発な様子を見ると素直に嬉しい。

https://omocoro.jp/kiji/206855/

オモコロの記事をうろうろと読み返していたらこの記事にたどり着き、改めていろんな栄養を摂取した。

ふと、自分が高校1年生だったころニコニコ動画の歌い手に感想リプライを送ったことを思い出した。今やその歌い手の名前も忘れてしまったが、とにかくその人の投稿した歌ってみた動画に感動して、この気持ちを伝えなければと思い送ったのだった。私が感想リプライを送ったのは後にも先にもその人だけだった。

歌い手の名前は思い出せないが、なんの曲がきっかけだったかは分かる。そこそこ再生されていた記憶もあるから、今からでも曲のランキングを遡って聴き直せば思い出せるかもしれない。

見つけた。最初は「こんな感じだったっけ」という疑念もあったが、聴いているうちに「当時ここ好きだったな……」というポイントがずるずる思い出されていく。

投稿者のTwitterアカウントを確認すると、まだ生きていた。その人のツイートの中から、私が高校時代に使っていたTwitterアカウントのIDを検索してみた。私のアカウント及びツイートは閲覧できないが、その人の過去ツイートが削除されていなければ私が送ったリプライへの返事が出てくるはずだ。

出てきた。瞬時に胃へのダメージが発生した。わかっていたことだが、本当に私が歌い手にリプライを送っていたという証拠が出てくると決定的なダメージが生ずる。全然悪いことじゃないんだけど、幼さの強酸を浴びるようというか……。

はー。アーカイブってすげー。(椅子に座りながら天井を仰ぐ)

その人の歌ってみた動画は今聴いても大変良いもので、ループ再生しながらこの日記を書いている。プロでもない人が10年以上前に投稿した動画がここまで他人(私)の心に残っているなんてとんでもないことだと思ってしまう。そしてそれは相手には伝わっていない。改めてリプライ送るか。絶対に送らないが。

実際、こんな事象は世界にありふれている。お互いの顔を知らないまま街ですれ違ったりもしているんだろう。

私も誰かに思い出されていることがあるんだろうな。こないだ全然知らない人に「鬼谷のそうめん読みました」と言われて、そこで初めて「読者」という人が実体として存在することを認知し始めた。PVという大きい数字の先には、「1」としての人がいる。

まあ、鬼谷のそうめんは原宿さんの記事だが。