大相撲は、優勝に王手をかけつつも前日の取り組みで負傷した尊富士が痛みを押して出場し、攻め手を止めない相撲で豪ノ山を破り、自力で優勝を掴み取った。110年ぶりの新入幕優勝。
昨日の日記では尊富士は千秋楽を休場するものと決めつけて結果の場合分けを説明していたが、そのどれよりもたくましい結末となった。解説席にいた師匠の伊勢ヶ濱親方のコメントも、朴訥としつつ感情が溢れているようで心打たれた。青森県の皆さんにとっても嬉しいニュースだ。幽谷霧子も怪我を心配しつつ喜んでいることでしょう。
中高生の頃はよく相撲を見ていたけど最近はめっきりだったから久しぶりに楽しさを思い出せた感がある。当時は地方巡業に行ったり、私がよくメールを送っていたラジオ番組のリスナーの夫婦に声をかけてもらって国技館の枡席で観戦したりしていた。また現地で見たい。
昨日初めて知ったこと。
彼岸は年に2回ある。
「お盆は夏」というのは記憶しており、それに対するお彼岸も毎年どこかで1回やるものと思っていた。親から「お彼岸だから墓参りに行くぞ」と言われるたびに「前回からもう1年経ったのか。早いな」と思ったりしていたが、彼岸から彼岸の間は半年しか経っていなかったわけだ。
ほぼ100%そいつが犯人なのに犯行を実証できない目撃情報がある、と思ったら犯人は双子でした、というトリックみたいだなと思った。
あ、春と秋の2回があるから「暑さ寒さも彼岸まで」が成り立つのか……! 今までは「暑さと寒さが同時に終わることなんてないだろ」と思ってた。春の彼岸までに寒さが終わり、秋の彼岸までに暑さが終わるということだな。
実際もう寒くないしな。よくできてるわ。