2022年11月8日 見かけの欠けは影のおかげ

去る11月7日に26歳になった私は、この一年を「風呂」の年にしようと考えた。風呂に入りまくるのである。語呂合わせである。

もちろんこれまでも毎日シャワーは浴びてきたが、浴槽に湯をためて浸かったことは10回も無い。しかし今年は浸かりまくるのだ。
それが26歳ということである。

100円ショップやドラッグストアで様々な掃除グッズを買った。研磨材入りのブラシ、青いスポンジ、黄色いスポンジ、カビキラーの本体、カビキラーの詰め替え、泡で出る洗剤の詰め替え、髪をうまく集めるという排水溝のゴミ受け、ゴム手袋、重曹よりも洗浄力が強いという「セスキ」入りのウエットティッシュ、防カビ剤など。

これらのアイテムをふんだんに使い、風呂のあらゆる場所にあしらわれた水垢やカビを丹念に磨き落とした。

仕上げに防カビ剤で浴室を燻す。

明日は入浴剤を買いに行く。

そういえば今日は皆既月食があった。

地球の影が生み出す月の欠けは、案外早く変化する。月食があると知らされていなくても数十分ほど野外にいれば違和感を抱けるのではないかと思うほどのスピードだ。

部分食から皆既食に近づくにつれ、月は赤みを帯びていく。これがなんとも不気味で面白い。

実家には望遠鏡があるので、タイミングが合えばぜひ使って観測したかった。
月はこれまで見まくってきたのだが、今回は皆既月食と同時に「天王星食」という、天王星が月の後ろに隠れる現象もあったらしい。前回これらが同時に見られたのは442年前、織田信長がいた時代とのことだ。

天王星は地球から遠く、見た目も小さいため肉眼で確認することは難しかった。次は332年後にあるらしいので、その時は忘れずに準備をして臨もうと思う。

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