2021年4月13日 不都合な現実から目を逸らす運動

考えるべきことが多くて疲れている。就職活動のことや、書こうとしている記事のことなど。おそらく一般的な理論で言うと今の私は就職活動に最も力を注ぐべきなのだが、それの逃げ道となるかのように記事の案が生まれた。誕生自体は誉れなことだが、それに取りかかると心身ともに負担がかかる。
昨晩は早めに就床したが、つい記事の構成などに想いを馳せていたらほぼ朝だった。少し寝て、起きて、バイトをして夕方になった。今日はイラストレーターのナガノさんの著書『MOGUMOGU食べ歩きくま』の1,2巻を買おうと決めていたので、日が落ちようとするころ本屋に向かった。そこで頭がフラついていることに気づき、寝不足を自覚した。そこからは行き帰りのあいだずっと健康のことだけを考えていた。うっかり遠い未来のことまで案じてしまったが、今の私がすべきことはとりあえず何か栄養を取り込むことだと考え、フレッシュネスバーガーに飛び込んで塩レモンチキンを食べた。

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するとやはり元気が出た。食事はすごい。
食べながらもアレコレ考えていたが、結論としては就職活動よりも健康が大事だということになった。その結論に至ってからの私はすごい。納豆をどさどさと買い帰宅、納豆2パックに生卵を混ぜ、一杯のごはんとともに食べた。そしてシャワーを浴び、この日記を書き、いざ寝んとしている。22時20分。なんたる健康生命体の行動か。

就職活動なんかしている場合じゃないぞ若人諸君。目の前の貨幣に惑わされるな、それらはもともと貝殻や石でしかない。硬いことだけが取り柄の動かぬものを交換して楽しいか。

私は人類の次のステージに進む。健康活動だ。他の誰でもない自らの肉体の躍動を至上の価値とするのだ。一度こちら側の世界に来てしまえばもう不摂生はできなくなる。

やがて朝の山手線には閑古鳥が鳴くだろう。満員電車という言葉は死語となり、ウォーキングによる満員歩道が社会問題となる。
渋谷のクラブではラジオ体操第一がフロアを沸かし、若者たちはイチニサンシと踊り狂うのだ。

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