2021年7月4日 好スタートの夏競馬

昨日の日記で「スーパーに行きたいしカレーも食べたいけど雨が降るから嫌だ」と書いた。
今日は案の定雨だったけど、スーパーに行ったしカレーも食べた。コラ梅雨、俺を舐めるなよ。

ところで競馬の調子がすこぶる良い。

今年5月、ダービーで大敗した私は馬券の買い方を大きく見直すことにした。ざっくり言うと「見込める的中率が高い馬券を選ぶようにした」という感じだ。以下、具体的に説明する。

例えば「100回に1回、10000円が当たる」のと「10回に1回、1000円が当たる」のは、期待値的には同じことになる。そして過去の私は悉く前者のような馬券を選んでいた。しかしこれからは後者のようにしようと考えたというわけだ。
理由は説明しづらいが、私の予想センスは「1000円が当たる」ような規模の馬券と相性がいいと思ったから、というのが正直なところだ。野球に例えると、私のスイングではホームランを狙うより2塁打を狙いにいくほうが向いているという感じである。全て感覚の話なので難しいが、ダービーを経て私はこのように学習した。それ以降、安田記念・宝塚記念・帝王賞・CBC賞と勝ち続けている。
例えば今日のCBC賞では、8番人気単勝18.2倍のファストフォースという馬と、10番人気51.3倍のメイショウカリンという馬がいた。ファストフォースはスタートダッシュもそこそこ良く、自身の力で勝ちにいくこともできる。一方メイショウカリンは、スタートダッシュは悪く必ず後方集団からレースを運ぶことになるが、もし前に行った馬たちが速く行きすぎて終盤でバテたら突っ込んでくる可能性がある。
過去の私なら、配当の高さに誘惑されて間違いなくメイショウカリンを選んでいた。しかし今日の私はファストフォースを選び、見事的中した。相対的な展開の運に身を任せず、絶対的なファストフォースの力を見抜いた己の目を信じることにしたのだ。これが今回の成長である。

ちなみに私はこの日記で何度も「穴党である」と自称していたが、それはこれからも変わらない。今回のファストフォースも充分穴馬だ。
ただ、穴馬を買うときにも、自分に相性の良い買い方を選ぶよう心がけている。馬券を当てるには、勝つ馬を選ぶだけじゃなく馬券の買い方も上手くならなくてはいけない。これが競馬の難しいところであり、とても楽しいところでもある。

などと偉そうに書いてみたが、ちょっと数週間連続で的中して浮かれてるだけなので真に受けないでほしい。私はまだまだ未熟者です。

ともあれ今日の競馬はすごく気持ちがよかった。考えたことの成果が生まれる気持ちよさだな。来週末まで余韻に浸ろう。

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