2022年3月28日 消費者の足元を見る大企業

新たな季節の到来に向け、衣服の代謝をすすめている。今日は新しい靴下を買おうと思い、ユニクロに行った。

私の靴下の約半数には穴が空いている。
その穴は足の裏に空くのではなく、なぜかアキレス腱の部分に空く。新品でも10回ほど履いただけで穴の兆しが生まれるので、頻繁に替えてはいられない。

変な位置に穴が空く理由はまだ分かっていないが、かつて整形外科でレントゲンを撮った際にそのあたりの骨が尖っていると言われたことがあるので、もしかしたらそれが影響しているのかもしれない。

そんな私がユニクロの靴下コーナーを見た。

私に合うサイズの靴下が販売されていなかった。

私は靴のサイズが28.5センチなので靴下もそのぐらいが丁度いいのだが、27〜29センチの靴下はネットでしか販売されていないようだ。店頭には25〜27センチしかない。だるすぎる。

これでも一応かなり大きめの店舗に来たのだ。靴下だけで棚を8個ぐらい使っている。
それなのに27〜29センチの靴下は1足もない。
意味がわからない。

これってもしかして、靴下という衣料品があまりにも必須すぎて、人質にとられているんじゃないだろうか。
ユニクロ側としてはどうにかしてネット通販のきっかけを与えたいわけだから、「これはどんな手段を使っても買わなければいけない」というものをネット限定販売にすれば一丁あがりだ。

実際、私はその後ユニクロのアプリをダウンロードしてネットで靴下を6足買った。まんまと、だ。

でも送料を無料にするには5000円以上の購入が必要だったから、店頭で買おうとした他の商品もネットでまとめて買うために、レジ前で店員に返しましたからね。
今日は靴下だけでなく事前に買おうと決めていたズボンがあって、店に着いてから店員に写真を見せて「これ欲しいんですけどどこにありますか」つって案内してもらって、その売り場に俺の求める色とサイズが無かったからまた別の店員に聞いてもらったり他のフロアから探してもらったりして、やっと俺の手元に届いた挙句、店員に「これ買いません」つって返しましたからね。
俺はおかしくないですよ。
おかしいとしたら、莫大な量の靴下を管理しておきながら27〜29センチの靴下を1足も売っていないユニクロさん、あなたの方ですから。消費者の必需品を盾にネット販売へ誘導した結果、段ボールが余計に使われて、配送のためのトラックも余計なガソリンを消費して排気ガスを出し、地球の温暖化はわずかに加速し、我々の子孫が青空を見る時間は減りましたから。

ていうか私がここまで言わずとも、普通にめちゃくちゃ文句来てるんじゃないだろうか。

27センチより大きい足の人はそれなりにいるだろ。



【男女別】靴のサイズ 最も多かったのは男性「25.5cm」女性「23.5cm」|ニフティニュース


男性は「25.5cm」が25%で最も多く、「26cm」「26.5cm」がいずれも16%で続きました。女性は「23.5cm」


news.nifty.com


全然いないんかい!!!!!!!!

マジでびっくりした。28センチ以上が男子の2%しかいないとは。俺の足ってかなりでかい方だったのか。こわ……。

…………。

で、でもさ〜♡
あんだけたくさんの靴下があるなら、どこかの棚の半分くらいは27〜29センチのやつを置いてもいいじゃんっ?♡(^-^;

検討してよねっ☆

すいませんでした。



最優秀作品にはAmazonギフト券10万円分!オモコロ杯2022 春 – オモコロ


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omocoro.jp


オモコロ杯だーーーー

この告知記事を見ていたら自分のアイコンがあったのでビックリした。一部を紹介しているとはいえ、銅賞の私が載せてもらえてるのはどういう基準なんだ。直近の開催だから? 2020最優秀賞の藤原さんが載っていないのは与謝野じゃないから? 

ありがたい機会をいただくきっかけとなった賞なのであまり謙遜もできないのだが、私は受賞者OBとして「頑張れ!」とかは言えない。今後生まれる新しい受賞者の方には「は? 鬼谷? 知らないっすね」と言われるだろうと思っている。
オモコロ好きの一読者として、このお祭りが純粋に楽しみです。



藤原のパーフェクトオモコロ杯教室|藤原|note


藤原さんの目線から見て… by 藤原 仁 | Skeb 藤原さんの目線から見てのオモコロ杯2021の総評をお伺いし


note.com


指南が欲しい方は、チャンピオンが書いたこの記事を読みましょう。そして何より、いろんなウェブ記事を読みましょう。

ああっ、やっぱり俺の所感も述べたい……。派手な実績はないけど、これまで3回応募したし読者としても見てきたから思うことはある……。

言う、か……。ここで遠慮する方が偉そうだもんな。

今日の日記めちゃくちゃ恥ずかしいので、TwitterとかほかおにDiscordとかで共有しないでください。

「初めて記事を書く」というレベルの人に向けて話します。

あくまで個人の感覚なんですけど、記事を書き慣れていない人こそ、とにかく自分が面白いと感じることをやらなければいけないです。

受賞を逃した応募作(検索して見つけたやつ)や過去の自分の取り組み方を振り返ると、己の技術不足・経験不足を補うために「面白い記事っぽさ」にすがり、有名な記事や過去受賞作をもとにネタの発想や執筆をしてしまう例が見られます。これは完全に悪手です。面白い記事っぽさを狙って面白くするって、よく考えるとめちゃくちゃ難しいし、そんなことができたら普通にプロです。

ではなぜ書き慣れていない人こそ自分が面白いと感じるテーマに取り組むべきかというと、まずそうしないと書く気力がもたないからです。書く気力がもたないと、「こう展開したら面白いけど面倒だ」という局面に立ったとき、逃げてしまいがちになります。それはめちゃくちゃもったいないです。

書き手である自分が夢中になれればそのときの自分は最良の読者でもあるので、テーマに対して面白そうな展開が思い浮かびやすくなるし、早く続きが読みたいから自分で続きを書くようになるのです。

だからとにかく自分が面白いと思うことを最後まで書く必要があるのですが、書きあげたところでそれがウケるのかという問題はありますよね。
それはそうです。でもしょうがない。
それでも、「これなら他人はウケるんじゃないですかね」と忖度したテーマを不本意に書くより、ウケるかどうか未知だとしても本気で書いて運頼みするほうが期待値は高いと思います。

ちなみに私は「ウケるかどうかセンサー」の精度がめちゃくちゃ悪い。オモコロ杯で銅賞を受賞した記事はマジで「おもしろすぎるーーーーーーー」と思いながら書いてたし、結果が発表されるまで「優勝は私だな」と思っていた。
でも私のような未熟者は当時このテンションで書き続けたからこそやっと銅賞をいただけたという感じなんですよね。素人が記事を形にするにはそのぐらいの勢いが必要だった。

最後に、根本的な問題として「どうしても自分が面白いと思うテーマが無かったらどうするのか」ということがありますが、それはもう無理です。私は無理でした。そんな状況で勝てるなら本物のプロ。次のオモコロ杯までに超面白いことが見つかるのを祈るしかない。
私の1回目の応募では、森の中で鬼の面を被って登場し、用意しておいたパイナップルを素手で破壊したのちに黙って食べる動画を投稿していた。いかにも無理な年だった。手を怪我したし。

以上、経験の少ない応募者に向けた根性論でした。気合いで書いて、センスの良い人たちの隙間になんとか潜り込もう!

ステーキ肉が安かったから肉の日をフライングして焼いてしまったんだけど、この写真だと肉が遠くにあるせいで小さく見える。

これならどうだ。肉が大きく見えるだろう。
みんな大きい肉が好きだからなあ。

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