昼、外に出たら暑くてびっくりした。
それぐらい室内が快適というわけだ。
今日は、外の暑さより室内の快適さに気を奪われた。なんだろうこの、家や壁というものは。
なんてありがたいんだろう。
外がでたらめに暑くなるからこそ、家の特別さが光る。外に対して家って面白いなあ。
チキンカツカレーを食べた。
仕事を終え、夜。
髪を切りに行き、その前に時間があったので富士そばに入った。
ゆず鶏ほうれん草そば。500円。
具が多くて良かった。わかめもあるのが嬉しい。
そういや昔、暇すぎて一人で和菓子屋に入ったことがあり、結構いろんな食事も出すところだったから何か食べてたんだけど、そこにいた1人のおばあさんの客がタンメンを頼んでいた。
そのおばあさんが「お野菜がたっぷりで嬉しいねえ」と言っていた。
それを思い出した。
わかるなーと思って。
俺もわかめがあって嬉しかった。
渡された時から盆の中央になかった。
「なんかこれ、なんだっけ。これなんだっけな」と思いながら少し考えたら、分かった。
バングラデシュの国旗でした。
🇧🇩 これ
髪を切っている間、またずっと競馬の話しかしなかったな。いや今回は少し別の話をしたか。
美容師「夏どこか行くの?」
俺「行かないっすね。行きます?」
美容師「明日海行くよ。子供連れて」
俺「いいっすね。夏休みですもんね。どこの海すか?」
美容師「つっても千葉の海だよ」
ぐらい。あとは地方競馬の話と海外競馬の話が多かった。
髪を切ってスッキリしたら、なんか気が大きくなって「またごはんを食べよう!」という気持ちになり、中華屋に行った。
鶏むねの青唐辛子炒め、みたいなやつ。
最初にかじった青唐辛子がめちゃくちゃ辛くて、これもしかして齧らずに同居を楽しむやつか!?と思ったけどそんなこともなさそうだったのでチミチミ齧りながら食べた。美味かった。
注文時に「ごはんっておかわりできますか?」と確認したら「はいできますよー!」と言われたのだが、そう聞いてしまった以上おかわりしなかったらザコだと思われそうだったので、半ば義務的におかわりした。
いつもだったら全然普通におかわりいけるんだけど、そのときは2杯も食うテンションじゃなかったので「ごはん半分おかわりもらえますか?」と言った。ちょっと逃げてダサいね。
あ、てか富士そば食ってるんじゃん。
忘れてたわ。
だから早くお腹いっぱいになったのか。
じゃあ店員にも言えばよかった。
「俺、ちょっと前に富士そばで食ってきたんすよ!だから、ごはんおかわり半分で!」って。
こういう誰も気にしない文脈を自分の中で拡大して一般的な道理と混同したまま発した結果、「なんかヤバい人」というのが客観的に生まれる気がする。
今はまだなんとなくそのバランス感覚が保てているだけ。いつか崩壊するかもしれないし、すでに時折うっかりミスは生じている。
しかしここに詩が生まれることもあるわけで……。