2022年9月20日 天下一ぶどう買い

仕事の一環で、ナガノパープルという品種のブドウを買って食べた。

仕事とは言ったものの、そこでナガノパープルを使う必要はなかったし、単純に「あったら面白いかも」と思っただけで自費で買ったのだが、これがめちゃくちゃおいしかった。

ナガノパープルは種無しで皮ごと食べられる品種である。この特徴だけなら近年は割と普通というか、シャインマスカットなどもその点で有名だが、このナガノパープルは巨峰を親として生まれた品種であるため、黒色系の濃い味わいを楽しめる。

個人的に、シャインマスカットについては、どこまで行ってもマスカット系のさわやかさという壁を突破できないなと感じていた。やっぱり私がブドウに求めるのは、紫色の皮にともなうポリフェノール的なアクの強さと味の濃さなのだ。

しかし、そういうブドウはいずれも皮を剥く必要がある。その手間は非常にめんどくさい。一粒が小さいから剥く頻度は高いし、甘さゆえに手もベタつきやすく、爪の間に紫色の何かがたまるのも嫌だ。
仮に皮ごと食べようとしても、やはり食味としてはプラスに味わえるものではなかった。

しかしナガノパープルでは、そういった問題がすべて解決されていた。

 

これが食べかけのナガノパープルである。
1房1000円以上したが、このあとさらに2房追加で買った。破産しても構わない。今これを食べておかなければ1年間後悔することになる。

いまナガノパープルを食べられることは、日本に住む者の特権の一つと言っていい。皆さんも、ぜひ早いうちにナガノパープルを買って食べることをおすすめする。

 

藤原さん、音沙汰なかったけど生きてた。

会社員をやめるためにそれ以外でのお金稼ぎを頑張っているらしい。お金が潤沢にあればすぐ農家になるとも言っている。

ぜひナガノパープル農家になってもらいたい。
報酬は現物支給でいいので、ジベレリン付けるの手伝います。

 

安くなっていた弁当や、セブンの豚レバーを食べるなどした。

 

それにしてもナガノパープル農家って毎日ナガノパープル食べてるのかな。うらやましいな。

友達がナガノパープル農家だったら毎日遊びに行っちゃうかもしれない。ていうか「実家がナガノパープル農家だから家にたくさんナガノパープルあるんだけど、来ない?」ってナンパされたら普通についていく。

この世界に、俺が食べていいナガノパープルがあるなら、全部食べたい。

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