2023年9月12日 インディ並びにシンドバッド

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ディズニーシーに行ってきた。マンスーンさんとヤスミノさんと。

入園直後にトイストーリーマニアに乗り、終わってすぐビールを飲んだ。

 

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デミグラス・チュロス(ポテト)とは。

 

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チュロス状のいももちの中心にデミグラスソースが入っていた。うまかった。

 

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シンドバッド乗った。曲が良いし、乗り心地が穏やかでよい。去年は一人で黙々と3回乗っていたけど、人と話しながら1回乗る方が楽しい。

 

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シンドバッド名物、こいつだけ普通の目をしている犬。

 

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遺跡っぽいエリアにある大きい自販機の横に、コップが置いてあった。水分補給つながりなのかなとは思ったけど、時代考証的にどういう設定なんだろう。探検家の持ち物だったりするかな。

このあたりではインディ・ジョーンズに乗った。シーにある激しめのアトラクションの中ではこれが最もちょうどよく楽しい。浮遊感や回転が少ないから酔いにくいし。

インディ・ジョーンズは無料のファストパスみたいなやつ(時間指定の優先入場券)を取得したから並ばずに入場できたんだけど、一般の待機列に並行する専用レーンをスタスタ歩きながら「並ばないで済むのめっちゃいいなー!」と感じていることをそのまま口に出していたら、ヤスミノさんから柔らかく “聞こえるよ……” 的な意見をもらって、その通りだと思った。何も考えずに発声していたというか、指摘を受けてから「自分が発声していた」ということに気づいた感じだった。楽しくなって客観的視点を忘れる、動物みたいなバカである。

 

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ソアリンに乗った。今回の一番の目的と言ってもいい。私はソアリン経験者だったから完全に楽しみを知った状態でまた楽しんだけど、二人は初だったらしい。結構楽しんでいるようでなんか嬉しかった。

ソアリンは大人気アトラクションにつき常に2時間待ちみたいな状況だったが、なんと2000円払えばその行列を一切無視することができる。要するに有料のファストパスが用意されている。我々はこれを買った。

このシステムを知った時は「ちょっと高えな……」と思う気持ちがなくはなかったけど、腹を括って購入してみたら完全に価値を理解した。これは絶対に使った方がいい。特に今のような暑い時期は、外で並び続けることは危険にもなりうる。

並ぶ時間が0になって疲れずに済むだけでなく、「本来並ばなくてはいけないのに、並ばなくていい」という別次元の喜びが付与されることで、もはやそれ自体が嬉しい体験であるように錯覚した。しかしこの嬉しさは、構造としては並んでいる人との対比によって生じているものだから、堂々と礼讃しにくい感じもある。ここでは私もさすがに「並ばないのサイコー!」などとは言わなかった。周りに他人がいない通路で「この天気のなか外で並んでられないっすよ……」とは零したが。

まあ限りある枠を分配して有料チケットを用意しているのは運営側の判断だから、私が後ろめたく思う必要はないだろう。日差しを浴びながら立ち続ける体力や根性を持っていないという点では、むしろ我々は否応なしに2000円を払う立場だった。これは軟弱者でもソアリンを体験させていただける救済措置なのだ。

 

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ソアリン開始前の広間みたいなところに、豚を燃やした熱で気球を揚げる図があった。下には熱源の焚き火もあるが、なぜ豚を挟んだのだろう。

 

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今回のディズニー来訪に向けては天野アマゾネス先生にたくさんご指導をいただいたのだが、その際におすすめしていただいた「テディ・ルーズヴェルト・ラウンジ」というバーに行った。

 

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めちゃくちゃいい雰囲気だった。一番奥のでっかいソファ席に案内されて、ビールやカクテルを飲みながら賃貸物件の話をしていた。

マンスーンさんが注文した前菜プレートのようなものが、1つも正体の分からない料理で構成されていて面白かった。食べてなお、全ての正体が分からなかった。3人で「しょっぱいのに甘い……?」みたいなことばかり言っていた。

 

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タワー・オブ・テラーに乗るターンがあったが、私は三半規管の弱さにより乗れなかったので、二人を見送ってから水辺をうろついていた。

私はタワー・オブ・テラーとて一切怖くはないのだが、なんといっても体がもたない。これまでに2回乗り、帰路で2回吐いた。三半規管さえ強ければ全然違う人生を送っていたと思う。

 

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ここまで書いていて超疲れているので、何が何だか分からなくなっている。

後半では、ビッグバンドビートを見たり、海底2万マイルに乗ったり、センターオブジアースに乗る乗らないでかなり長い押し問答があったり、最後に通りがかりのアクアトピアに乗って三半規管に余計なダメージを負ったりなどした。

思い出としては、センターオブジアース乗る乗らないの押し問答が最も印象的だったかもしれない。人とディズニーに来ている!という感覚を強く抱けた。「乗りたい」「乗りたくない」「乗ってもいいけど乗らない方がいいかもしれない」という主張が均衡して、議論が同じところに留まり続けていてすごかった。たくさん話していたのに、話していないのと同じだった。

今度はランドに行きたい。自分はスペースマウンテンとスプラッシュマウンテンには乗れないと思いますが、ビッグサンダーマウンテン横の射的は全発命中できるので、その景品で勘弁してください。

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