2024年1月23日 1kgの鉄と綿

大阪王将の炒飯レバニラセット。どちらもうまかった。レバニラは日高屋のものと比べて量が少なく、レバーの割合も少なめだった。チャーハンは卵が大きいかたまりになっていてよかった。炒り卵ってうまい。

帰宅時、時間ギリギリの電車に乗るために駅まで走ったら思いのほか体が軽く、「走ると楽しいな」と思い、いつもと違う駅で降りて家まで走った。ランニング用の格好をしているわけでもなく、PCとかを普通に持ったまま走った。運動している人というより、何かのために急いでいる人に見えただろう。楽しかったし、ほどよく疲れた。

帰宅後、最近初めて買った体重計に乗ったら58.4キロだった。少ないんだろうけどあまり何とも思わない。昔から自分の体重には全く関心がなく、その数字を見たとてどう思えばいいのかが分からない。みんなが気にしたいのは結局見た目であって、数字にはあまり直接的な意味がないと思うのだが、数字を気にする人が異様に多いと感じる。例えばダイエットをしているとして、毎日の成果を知るために鏡か体重計のどちらかしか見られないとしたら鏡が欲しくないか?

まあそんな自分の屁理屈を打破するために体重計を買ったようなところもある。絶対的な数値の目標はないが、相対的な増減を追うことで健康の維持増進や疾病の予防につながる気づきが得られれば幸い。

ちなみにオモコロデスゲームの日、家を出る前と帰宅後に計測したら、ちょうど1キロ減っていた。間に昼飯と夕飯を食べてそれだから、かなり疲れたんだと思う。

Vジャンプで連載されているゲームエッセイ漫画『犬マユゲでいこう』の新刊が出ていたので買った。新刊が出ていることを全く知らないまま、目的もなくTwitterで「犬マユ」と検索したら3日前に新刊が出ていることを知ったのだった。滅多に検索するワードでもないし、犬マユは数年に一度しか出ない本だからこのタイミングの良さには少し驚いた。

そんな犬マユの既刊全巻。私が生まれる前から連載している作品である上にほとんど絶版だから全巻持っている人はかなり少ない。胸を張って自慢できるコレクションだ。

ゲームエッセイって好きなんだよなあ。伊集院光の『ファミ通と僕』やえのきどいちろうの『我輩はゲームである。』、漫画だと犬マユや『ひちゃこのゲーム体験記』や『吉田戦車のゲーム漫画大全』など。火の玉ゲームコミックスなどの4コマアンソロジーも類するだろう。

これらは子供の頃に読んでいたものが大半で、そのときの心理には「大人が本気でゲームをしている」という面白さがあったと思う。そこまで明確に言語化されていないものの「だらしない大人」といった雰囲気を感じており、そんな大人に憧れる気持ちもあった。

今でも、いつかああなれたらいいなとは思ってしまう。子供らに「この人どうやって生きてるんだろう」と思わせたい。不気味がらせたい。