電気を動力とする原付バイクが法律を無視して運転されている問題。文章記事より動画の方がイメージしやすいと思うので、そのリンクを貼る。
最近の生活で一番憤りを感じているのはこれについてかもな。普段怒りの感情を抱くことってほぼないけど、これだけはかなり許せない。
数年前から街で見かけるようになり、その頃から「なんでヘルメットをつけないんだろう」「なんで歩道を走るんだろう」と思っていた。間もなく対処されるものと思っていたが、全くその気配なく普及し続けている。
これとは別に電動アシスト自転車というものがある。これはペダルの踏み込みを電動機で補助するものだ。
対して問題になっている「モペット」はそもそも自転車ではなく、足こぎペダル付きの原付バイクである。本来モペットという種類にはガソリンで動くバイクも含まれるが、上記のニュースを含め昨今の文脈では、モペット=「足こぎペダル付きの電動原付バイク」とするのが自然なようだ。(かつて地元でガソリン車のモペットに乗っている知り合いがいた)
そういうわけなのでモペットに乗るには当然原付の運転免許が必要だし、ガソリンで走る原付バイクと同様に扱わなければいけない。テスラのような電気自動車がガソリン車と共通のルールで車道を走っているのと同じことだ。
モペット乗りの違反者は「電動アシスト自転車として解釈したほうが楽で都合がいいから」という理由でいるのかもしれないが、そのような妥協が絶対にあってはならないのが乗り物のルールだ。交通ルールは非常に公正に作られており、わずかな逸脱も安全の損失につながる。
ガソリンという燃料の近寄り難さに対して、電気というエネルギーの身近さが何か勘違いさせているんだろう、という感覚もある。ガソリンは専用の施設に出向かなければ購入できないが、電気はみなベッドに寝転びながらも扱っている。どちらも扱い方次第で簡単に命を落とせるのに、電気の親近感ときたら何なんだ。チェンソーマン式に「ガソリンの悪魔と電気の悪魔、どっちが強いか」という考え方もできる。
とにかく、乗り物は定められたルールに従って使うほかない。道路という公共の財を不埒に扱うことは許されない。
歩道を走るモペットがいたら私は道を譲りたくないし、睨む。
あとモペットって名前はなんなんだ。
名前に罪は無いが、毛深い妖精のぬいぐるみのような印象だけが残ってしまう。
私は昨日、自宅の浴室をピカピカにした。
だから今日は湯をはり入浴する。
風呂場用のラジオを調達した。実家で湯船に浸かる際には必ずラジオを流しているから、その習慣を再現しようと思った。
ちなみにこれは家電量販店で買ったオーム電機の製品なのだが、
シャワーラジオ FM/AM 防水ラジオ ポータブルラジオ ハンギング ミニ 防塵防水/コンパクト 電池式 風呂 浴室用 スピーカー
かなり似ているニセモノがAmazonにある。
商品画像のFM周波数の数字をよく見ると、一番小さい数字が「88」になっている。これではワイドFMしか聴けない。
入浴剤も買った。本当はきき湯を買うつもりでドン・キホーテに行ったのだが、それが全然安くなっておらず、代わりに良さげなのを選んだ。
良さげというか、売り場に立ちながらTwitterで必死に評価を調べ、定価も把握したうえで「これは買ってもよい」と判断して買った。ドンキで損をしたくないという気持ちがある。
実は今日、誕生日プレゼントとしてnoteのサポートをいただき、添えられたメッセージに「何かいいバスグッズを買ってください」とあったので、このようなものを買わせていただいた。
本当にありがとうございます。
本当に、ありがとうございます。
そうして、風呂に入った。
総じて、最高です。風呂は最高。こりゃみんな入った方がいい。
まず、お湯が温かくて気持ちいい。体の緊張がほぐれる。
そして、目を閉じながら全身をリラックスさせてラジオを聴く時間、これが非常に心休まる。ラジオの内容に誘発されてあれこれ考えてはしまうのだが、漫然とスマホを見ているときのような無意味な頭の疲労感が無い。
極めつけに、風呂を出てからもずっと体がポカポカしている。冬にピッタリの効果だ。もしかしたら入浴剤も利いているのかもしれない。買い物大成功。
お分かりの通り、これら全てめちゃくちゃ普通の風呂の話をしている。私自身も初めて知ったことではない。実家では湯船に浸かるわけだし、公衆浴場にもたびたび行く。
しかしこの体験を自宅で一人で実施できてしまったというのが、激しく新鮮で魅力に感じるのだ。エポックメイキングと言っても構わないだろう。自宅の風呂は良い。誰にも気を使う必要が無い。
この冬はかなり豊かに過ごせる気がする。
ありがとう風呂。ありがとう26という年齢。
日記前半のモペットについては入浴前に書いたんだけど、風呂上がりだったら書く気にならなかっただろうな。