起きてごはん食べてゲームして一回寝て起きてゲームしてただけだった。
前も紹介したかもしれないけど、この曲をずっと聴いている。
ていうかパスピエの「more humor」というアルバムをずっと聴いている。私はApple Musicで聴いてるけど、上記のリンクはYouTubeの動画で、なんと公式がアルバム全曲を無料で公開している。もうCDを買わせようとするのは古いということなんだろうか。でもこのアルバムはすごく好きだから物体を買っておきたいと思うほどだ。
サブスク的なものは配信側の都合でいつ急に聞けなくなるか分からないからな。
もし本やCDが絶版みたいなことになっても、それまでに売られていたものは流通し続ける。しかしデータ配信の場合はそれが不可能になりうるから怖い。
同じアルバムの中の「R138」も好きだ。山梨から神奈川まで伸びる国道138号線がモチーフになっている曲。
近年のパスピエの曲は、自分以外の人が存在しないような気分になれるのが良い。私は人と遊ぶのも話すのも好きだが、それと同じくらい誰もいない場所にいたいと思っているので、パスピエの曲ではその世界を夢想できる。
パスピエに限らず、私は音楽を「ここではない空間」を想像するために聴いているところがある。
かつて大学の友人と話していて「俺は今まで小説をほとんど読んでこなかった」と言ったら「フィクションが必要なかったんだね」と驚かれたことがあるが、今思えば私は、その人が拠り所として小説に求めてきたようなものを音楽に頼ってきたのかもしれない。