オモコロのみくのしんさん達と東京タワーに行ってきた。
登る前、自販機に見慣れぬチゲスープの缶があったので買ってみた。
140円だったので、540円を投入して買った。
その後、お釣りの400円を取り忘れて展望台のチケット購入列に並んでしまい、ハッと思い出して戻った時には盗まれていた。
はあ。
まあそうだよな。
アア！！！！！！！
悔しいのは間違いないんだけど、一方で違和感もある。私が釣り銭を取り逃がすだろうか？
あの自販機ではそもそもお釣りが出ていなかったんじゃないか。
お釣りが出ていたら、私は小銭が落ちる音で確実に反応するはずなのである。きり丸みたいなこと言ってるけど、実際にそういう反射は多い。
その気づきが無かったということは、あれはレバーを引かないとお釣りが出てこないタイプの自販機で、私はその動作を忘れてしまったのかもしれない。つまり、落ちている釣り銭を誰かが盗んだのでなく、レバーを引かず長時間放置されたことによって自販機内に吸われていった可能性がある。そう思えば、私の不注意によって得をした見知らぬ個人は存在しないことになるので、まだ気持ちが整理できる。
もちろん、小銭が自販機に吸われる仕組みなど用意されていないかもしれない。でも、今はそう信じて、答えを知らないまま時間が過ぎるのを待ちたいと思う。悔しすぎるから。
チゲスープの味は、思っていたレベルの7割ぐらいだった。アサリの味が強めだった印象。
タワーのふもとにこんなものがあった。
奥の撮影スポットを使う際、手前の台にスマホを置いてシャッタータイマーを使えば誰かに撮ってもらわなくても撮影できるというわけだ。
使ってみた。
遠すぎるだろ！ もっと近くに台を置け！
仮にもっと近くに台を置いても自販機は映り込みそうだし、そもそも撮影スポットのデザインがシンプルすぎる。後ろの壁の窪みとかも映っていいのか？
あと「K Y」のブロックにぴったり脚が重なっているせいで太ももから上だけが浮いているように見える。
それにしてもツッコミどころを探すのが難しいぐらい遠い。
階段で登った。約600段らしい。体力的には問題なかったけど、日差しのせいで暑かった。
展望台からの景色。東京タワーに来たのに、東京タワーが写っていないのって少し変な気持ちだ。画面が割れたスマホをそのスマホで撮影できないようなもどかしさ。
ガラスの床から撮った足元の写真。
怖いとか以前にどういう状況か分かりにくいな。でもすごいよね。割れなくて。
東京タワーって、赤いから良いなと思った。
赤って色の王道すぎて逆にもう褒められないみたいなところあるけど、やっぱかっこいいんだよな。東京タワーに限らず、やっぱ赤いいよなー！と思うことが増えてきた。最近ようやく気づけた感覚。やっぱり赤は良い。
東京タワーのふもとに、ボートレースVRという体験型のゲームがあった。タワーの入場券の半券で1回体験できたのでやった。
VRゴーグルをつけて競艇の舟に乗り込み、手元のハンドルとスロットル(アクセル)で操作して競い合うゲーム。
これ、かなり臨場感あって超面白い！
ゴーグルの高さが認識されて、例えば直線では身を屈めて舟に潜るような形になると風の抵抗が減ってスピード出るとか、カーブの時はハンドル操作だけでなく体も傾けるとより曲がりやすくなるとか、全身使って遊べるのが超楽しい。
ゲーセンのマリオカートみたいなやつとは全く違うクオリティなのに1回200円だし、近くにあったら通いたいレベルだな。もっと人気になってほしい。
初めてだったけど大差をつけて1着だった。
私は公営ギャンブルに関してそこそこ知っているので、並んでいる間に「あー、進入隊形は自動で3:3になるんですね」「自分4号艇もらっていいですか？ 全員が不慣れな場合、このゲームはインの1号艇より4カドの方が有利な気がするんですよね」「ダッシュのタイミングは時計盤に赤く示されてるので、そこでエンジンかければオッケーです」などと講釈を垂れていたので、理屈だけ語って逆に負けるやつみたいな雰囲気を出していたけど、終わってみれば好成績でシンプルにめちゃくちゃ強いやつになってしまった。
でも個人的に反省点はたくさんあった。
まずハンドルをどれだけ回転させればいいのか分からず余計に回しすぎて、直線で正規の位置に戻せていなかったこと。そのせいでターン後も無駄に内側へ切り込んでしまっていた。
あと独走状態なのに直線でだいぶ内側を進んでしまい、コーナリングで膨らんで外壁にぶつかりそうになったこと。ゲームオーバーにはならないもののタイムロスにつながる。
そのほか思ったことは色々あるけど、実践して確認しないと分からないことも多い。とにかく本当に楽しいゲームだと思った。競艇とか知らなくても体験型のアトラクションとしてすごく良いものだと思う。なんか水飛沫とか飛んできたし。慣れは必要かもしれないけど、先入観なく色々な人にやってもらいたいな。
この文章読んだ人いるのかな。
帰宅してテレビ見てたら、すごいニュースをやってた。
今日19時ごろ、フリーフォール(垂直落下型のアトラクション)で男女2人が乗った1台だけ地上50メートルの頂上で停止してしまい、そのまま4時間放置されたらしい。
純粋な高所の怖さだけでなく、この時期の地上50メートルって気温的にやばいよな。全然死にうる寒さだと思う。長時間座るのに適した座席でもないだろうから、肉体的な負担は相当大きいはずだ。低体温症やエコノミー症候群が十分に危惧される。
乗っている2人の会話はどうなっていたのか。きっと気が狂うほどの不安の中、正常な関係を保てたのだろうか。寒さに耐えるよう励ましあったのか、このアトラクションに対してどちらがより積極的だったかを責めあったのか、想像してもしきれない。悪夢のような状況が現実に起こってしまったわけだからな。
そして4時間ののち、命綱をつけて近づいた消防隊員が何らかの操作をして、2人が乗った座席は突如落下した。一切抵抗の無い、アトラクションとしての普通のハイスピードで。
私はこのことを知らずにテレビを見ており、座席が落下した瞬間、すごく驚いた。なんか適切な処置をしてゆっくり落下していくのかなとか思っていたから。
しかし結局、2人が本来求めていたサービスが提供されたことにはなる。もうそれどころではないんだけど。
