2023年3月10日 結ばれざるべき果実

鼻と喉の粘膜がバグり続けており、今日だけで琵琶湖が溢れるぐらいの鼻水を出した。咳も一度出ると止まらなくて大変だ。これまでの経験からすると、もう数日続くのを覚悟せねばならない。

この動画楽しすぎて高評価ボタン押した。

動画内の回答を見る前に私が考えて出した答えは、友達にしたいフルーツがキウイ、恋人はグレープフルーツだった。

すいません、こんなに楽しい話題って無いので以下あれこれ書きます。動画で誰が何を書いたかとかは配慮しません。

キウイは文武両道だ。しっかり活動する運動部の準レギュラーだが、部活は楽しむためのものと割り切り、進学は別路線で考えている。定期テストは毎回しっかり取り組んでいるから部活引退後の受験勉強にもシームレスに移行でき、地力が実って地方国立大学へ進学する。単に意識が高いのではなく、「遊びたい気持ちは当然あるけど、やるべきことはやったほうがいいよね」という建設的なドライさがあって接しやすい。運動部のノリに合わせつつ勉強の時間を確保するバランス感覚はありふれた技能ではなく、その社会性の高さが友達としての信頼にも繋がる。

動画内での梨についての評価は私の印象と全く異なっていて驚いた。私の梨はそこまで目立つキャラじゃないというか、スポーツはやっておらず、勤勉っぽい雰囲気を出しつつテストの順位はそこまで高くなくて、学年の誰よりも先にエロゲを買うタイプだと思う。話せば面白い印象があったけど、大人になってから振り返ると「あいつネットのユーモアを学習して日常の会話に持ち込んでたんだな」と分かる。働かない兄がいる。でも、梨は悪いやつではない。梨本人も成長してから過去を思い出して「あー」となっている。

恋人の方は、「恋人にしたい」という願望の捉え方が人それぞれなのかなと思った。

私のグレープフルーツは、結婚まで視野に入れている。利発で字が上手くて背が高い。絵に描いたような才色兼備である。一方で、老人の悪口を言ったりもする。そんな人を愛したくなるのは仕方ないことじゃないか。

と言いつつ、グレープフルーツが好きだと宣言するのには、スケベ性を指摘されるリスクもあると思っている。

そのグレープフルーツが実はピンクグレープフルーツなのではないか、という期待を抱いている可能性についてだ。これ以上はもう言えない。

ライチは、候補として考えていた。結果、恋の対象になるけど恋人という関係にはなれない相手だと思って、諦めた。

新歓コンパで初めて会った時のライチは、黒の短いスカートを履いていて、正直怖かった。でも結構話しかけてくれるし、ほかの人には伝わってない僕の冗談もライチだけ笑っていることがある(最近は「そのボケ、私はわかってるよ」というアイコンタクトをしてくるようになった。ちゃんと笑ってくれなきゃ僕がスベってるみたいになって困るんだが)。歴史の背景を知った上で戦争映画見てるらしいし、スタバで文庫本を読んでいるのも見かけたことがある。後で聞いたら谷崎潤一郎だった。なんか、意外と自分に近いタイプなのかもしれないな。音楽はクリープハイプというバンドが好きらしいから、聴いたことないけど万が一カラオケに行った時に歌えるよう練習しておこう。

そんな練習をしている間に、ライチは好きな男に好かれるためにタバコを吸い始めています。

ライチにはライチの幸せがあって、それは僕が一緒に実現できる生き方じゃないんだと知ることになる。

でも6年ぐらい経ったら、そういう恋をしていた頃を振り返って「自分には不釣り合いな人だったけど、そんなライチを好きだった時期があってよかったかも」と思えるようになるんですよね。

うんうん、なるんですよね。

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