ダムを見てきた。
実に雄大である。
こういうでかい建造物を見ると、人ってすごいなあと思う。最近は建設途中のビルとかもしげしげ見てしまう。「絶対に1人じゃ作れないし、作り方もわかんねーよ」と。
ビルは必ずしも無くてはならないものではないけど、ダムは人々の生活を守るために重要なものである。知と労働の賜物がダムだ。
ダバーーーーーー
ダババーーーーーーーー
ダムを上から見た図。
この壮大さは写真では全く伝わらない。そもそもこの画像はいまスマホやPCモニターで表示されており、読み手はその画面の大きさで表示される光を見ることしかできないため、実際に目の前で圧倒的なダムを見た私の体験を共有することは不可能なのだ。それでも想像できることはあるだろうから、写真は載せる。
ダムの湖側。
稜線の中央やや右寄りを見ると、小さくはっきりと凹みがある。
地球をタコ糸で縛るとしたら、ここに引っ掛けたいと思った。
ダム敷地内の施設で運営されているレストランに「ダムカレー」というメニューがあった。
中央のごはんが堰になっており、底で栓の代わりをしているソーセージを抜くと右のダムに溜められたカレーが放流される。
いかがでしたか?
放流後は、穴付近のルーが少し沈んでいた。
このカレー、観光地の食堂で出すものとしては信じられないほど辛かった。辛いながらもちゃんと美味いし、野菜や具材は多くて嬉しい。
ダムの博物館に、校外学習で訪れたであろう小学生からのお礼メッセージ群が大量にあった。
ある時期までは児童の名前がフルネームで記されていたのだが、途中から全ての児童の名前がイニシャルで表記されており、リテラシーの変化を感じた。
V.Qより。
牧場。
牧羊犬が羊を追い込む練習をしていた。
犬がいなくなった後も羊らはジッと固まっており、ずいぶん聞き分けのいい奴らだなと思った。だから練習の相手をさせられているのかもしれない。
しかし羊がこの程度の理性を持っているとするならば、真剣にやれば牧羊犬がいなくても人間の指示に従えるのではなかろうか。まあ一方的に飼育されている立場で素直に従う義理は無いだろうが。
逆光のいちごミルクジェラートを食べた。
ジェラートをペロペロ舐めていたら「乳搾り体験できます」と書かれた紙を見つけた。近くにいたスタッフに「乳搾り体験できますか?」と聞いたら「できますよ」と言ってくれたので、乳搾りを体験してみた。ずっと興味はあったが、乳搾りを体験するのは初めてだった。
難しいかと思っていたけど案外簡単に絞れた。ジャーーーッと勢いよく出る。私はこの仕事向いてる気がする。将来、牛の乳搾り屋さんになろうと思う。
同じポーズをとる牛。毛の模様も揃っているから双子なのかもしれない。
というか、牛の中で流行ってるポーズなのかもしれない。
店内でのバター作りが禁止されていた。
牧場内を移動していたら、猟銃で仕留めた直後の鹿を軽トラに積む人たちがいて、近くで見せてもらった。すでに腹が裂かれており、それについて聞くと「すぐ捌いて内臓を出さないと中にガスが溜まってしまう」とのことだった。そういう処理が必要なのは知っていたけど、ここまで急を要するとは思っていなかった。
などと話を聞いていたら茂みの中からおじさん達が現れ、新たにもう一頭の鹿を引きずってきた。首や脚がグデングデンで、動物は死ぬとこうなるんだなと思った。
真面目そうな猟犬もいて可愛かった。死んだ鹿に向かって吠えまくっていた。
揚げたての揚げパンを売っているところで食べた。有名らしく、行列ができていた。
ほかほかもちもちでゲキウマ-だった。税込140円だったので、近所にあったらとんでもない頻度で食べてしまうかもしれない。少なくともコンビニのパンを買うことはなくなるだろう。
パン工場を横から覗くことができた。
正体不明の平たいパンがトスされていた。
ここで作られているあんパンの売れ筋ベスト3がクイズにされていた。
だそうです。