声優のラジオを聴いていたら、リスナーからのメールが読まれた。
「我が家では猫を2匹飼っていますが、妻の方にばかり懐いています。餌やりや水の交換、トイレの掃除も全て私がやっているのに」
このメールを読んだ声優は、「これは……」と言って数秒黙った。そして「奥さんが、めっちゃいい匂いするんじゃないですか?」と言っていた。これってほぼ「お前が臭いのでは?」と言ってるようなものだろ。
しかもその後「あなたが個性的な香水をしているとか」「ニオイ問題」などと、より本音に近づいていて面白かった。前もリスナーに対して失礼なことを言っていた記憶があるので、これからも聴こうと思う。
サブウェイでえびアボカドとチリチキン。
注文時、列の先頭に女子2人、その後ろに男子1人、その後ろに私という隊列だった。
女子2人はメニューを見ながらずっと相談していた。それを男子が静かに待っていた。私は女子2人の様子を見て、「これ待たなくていいやつなんじゃないか」と思っていた。「(全然決まってないのでよかったら先行っちゃってください)」を背中で語っているような気がしたのだ。
注文は発生していないが、店員は別の作業をしていたので、特に「お決まりでしたらどうぞ」的な声掛けをしてこない。
物事が何も進まない時が流れていた。
何この時間?と思ってから3秒ぐらい待って、男子に「注文します?」と声をかけた。これは「お前も注文しないなら私が注文するけどいい?」という意味である。そしたら男子が注文してくれた。
打開だ、と思った。誰かがやらなきゃいけないことなんだ。これが社会なんだ。
マンゴー。安かった。
見た目がキャッチーなぶん気取ってるようだけど、食べることを考えても結局この切り方が効率的である。
半球状に切ったマンゴーを手に乗せ、皮を切らないようにツーッと切り、ひっくり返すだけ。包丁に力を入れすぎると手をザックリ切ってしまう形だが、マンゴーの皮は案外丈夫だから切ったことはない。
日本人はリンゴの皮剥きで手を怪我する人がそれなりにいるかと思うけど、フィリピンあたりではマンゴーを剥いている際の怪我が多かったりするんだろうか。
そう考えると、「会話の文脈でよく出てくる果物といえばこれ」みたいなものも国によって全く異なるんだろうな。
風邪で寝込む主人公をヒロインが看病し、心配そうにマンゴーを剥いてあげるラブコメ。
川に沈むマンゴーが酒になるのを待つヤシガニの親子。