スニッカーズをもらったので食べた。普通の大きいサイズを久しぶりに見た。
そもそもスニッカーズ自体最近全然見てないな、と思って調べたら去年あたり異物混入があって自主回収しており、最近ようやく販売再開したらしい。
キャラメルと水飴が混ざった棒をチョコでコーティングするという、相変わらず暴挙みたいなお菓子だ。自由の国を標榜するアメリカだからこそ作れる甘さと熱量の密度。「これ食って銃撃とうぜ！」という豪快さが感じられて気持ちいい。適当なことを言っているが、決して悪口ではない。国としての個性を体感しているだけだ。アメリカに縁のある人がいたら気を悪くしないでほしい。実際うまかったし。ピーナッツがありがたいよね。こういう甘いものを食べているとピーナッツが本当にありがたい。
仕事をしながら『夢咲きAfter school』をずっと聴いていた。元気な曲調なので最初は気を引かれてしまうが、やがてエネルギーの受け取りと燃焼が安定してくると推進力になる。
やはり、5人グループは力強いな。放課後クライマックスガールズには安心して身を預けることができる。ハロプロでいうと°C-uteや初期Juice=Juice、ももち卒業後のカントリーガールズとか。ジャニーズでは嵐やSMAP。スポーツでも団体戦を象徴する人数だからポジティブな性質がある。
そういう点ではアンティーカの雰囲気はかなり異質に感じる。特に田中摩美々は表面的な印象だと6人グループにいるような気配だ。KAT-TUNとかV6みたいな。6人なら3:3に分かれても無難に成立するというか、5人だとして3:2の2に田中摩美々が来たらどうなるの！？と思ってしまう（そこも楽しいところ）。
個人的には4人グループというのも結構好きである。初期スマイレージが代表的で、ジャニーズだとNEWS。グループとしての最低人数である3人に対して1人増えた構成ではあるが、その中で3:1という分かれ方をすると孤立が生じるし、2:2も分断を感じさせるので、実はまだ込み入った不安定さを持っている。その隠されたジレンマに惹かれる。シャニマスではノクチルだけなんだな。このグループに福丸小糸を入れるバランス感覚というか、人間同士のコミュニケーションを信頼するセンスはすごい。
3人グループにはどうしても儚さが伴う。1人でも欠けたら破綻してしまうから、構造としては必然的に依存しあうことになる。はじめからそれを承知とするか、一切依存が必要ないぐらい強い3人を揃えるか。後者で成り立っているように見えるのはストレイライトだけど、実際仲間なんだから互いを頼らずにやっていけるわけはないよな。ハロプロで3人グループというのはユニットしか思い出せないが、Buono!やMilkeyWayなど個人的に大好きな曲を歌うユニットがある。3人で歌うための曲としての歌割りとかが私の好みなのかもしれない。そういえばストレイライトはBuono!に似ているな。
ん？ 何気なく書いたけどストレイライトはかなりBuono!っぽさがあるぞ。
Buono!（ボーノ）は、Berryz工房と°C-uteから集められた嗣永桃子・夏焼雅・鈴木愛理の3人によるユニットで、2017年まで活動した（私はラストライブに行った）。
いかにも嗣永桃子→黛冬優子、夏焼雅→和泉愛依、鈴木愛理→芹沢あさひ って感じじゃないか。私はシャニマスに関してサブスクで曲を聴いて公式サイトを見ているだけだから詳しい人となりは知らないが、このイメージはそこまでずれていない気がする。年長・年少の順番も一致する。
調べたらメンバーカラーの内訳も赤・ピンク・緑で同じじゃん。そんなことあるか？
客席のサイリウムを見ればその共通性がすぐに分かると思う。キャラに応じた配色は異なるものの。
……え？
和泉愛依さんの声優って元MilkeyWay（上で挙げたハロプロの3人ユニット）の北原沙弥香さんなの？
ななななんだこれ？ どういうストーリー？
ねえどういうストーリーー！？！？
そんなストレイライトの皆さんには、ぜひ『MY BOY』を歌ってほしい。私が一番好きなBuono!曲は『Independent Girl〜独立女子であるために』だけど、実現性を考えたらまずは『MY BOY』からいって、次に『初恋サイダー』、その後に独立女子というのはどうだろう。
アイマスでは過去に星井美希さんがJuice=Juiceの『イジワルしないで抱きしめてよ』を歌っていたので、ストレイライトの『MY BOY』も全然あると思う。
全然あると思うのですが、いかがですか。
