タイ旅行に行ってきたという友達からもらったマンゴー味のポッキー。開けた瞬間から完全にマンゴーの味がして面白かった。
テニプリのラジオ聴いてたら作者の許斐剛が歌う『テニプリっていいな』という曲が流れ始めて、「どういうこと?」と思ってたら最初の歌詞が「テニプリっていいな 僕の全てさ」でめちゃくちゃ笑った(そして最終的になんか感動した)— 鬼谷 (@boccose) June 25, 2023
通知切ってたから分からなかったけど、おそらく界隈を中心に少しツイートが伸びていた。
客観的に見ると、最後の「(そして最終的になんか感動した)」がいかにも予防線という感じだが、これは実際に私がそう感じたことである。嘘を使って何かを避けたのではなく、一つの事実を書くか書かないかという選択をしたのだと伝えておく。
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簡単に言えば、これは「テニスの王子様の作者が、テニスの王子様を書いてきたことを振り返りながら前に進もうとする曲」っぽい。全体の歌詞はいま読んで初めて把握したが。私はとにかく「テニプリっていいな ボクの全てさ」の時点で強く惹かれ、あとはもう作者が歌い続けている様子だけでジーンときていた。
「ボクの全てさ」は、本当にそうなんだろうと思う。堂々とそう言える作品があることはすごい。羨ましい。自分にはまだそういうものはない。
ちなみに私は『テニスの王子様』を全巻持っている。中学のときソフトテニス部だったし。
マジの話だけど、風間さんという超強い人の試合を観戦していた私の同級生が、
「出たーーっ! 風間先輩のブーメランスネイクだーーっ!」
と本気で叫んでいたこともある。こういうやつ本当にいるんだ、と思った。それぐらい我々の周りではテニプリ知識は一般的なものだったのだ。
なおブーメランスネイクは、ネットを張るポールの外側を回してボールを返す技である。不可能だらけのテニプリの中でギリギリ実現可能な技なのだが、実際に風間さんは大会の中でそれを成功させていた。私も見た。
あと、めちゃくちゃ強くてかっこよくていつもキャップを被ってる、まさに越前リョーマみたいな先輩がいたんだけど、その人はたぶん勝負事が苦手で、だんだん精神的に大会に出られなくなり、部活からも姿を消してしまった。それまで出ていた大会ではほぼ優勝してたはずだけど、それが心地よくなかったんじゃないかと私は思う。
私はその先輩と同じ前衛で、手本として憧れていたから、いなくなってしまったのは悲しかった。同時に、前衛というポジションは「自分が決める」という姿勢でなきゃいけないことも分かっていたから、負担がかかるのも想像できた。勝つためには相手に意地悪をする必要があるからなあ。
その先輩とペアを組んでいた先輩は、残念そうに「あいつは優しすぎるんだ」と言っていた。そして別の前衛とペアを組むことになったが、それでも最後の夏に県大会で優勝していた。
夜はネットの知り合いと3時間半ぐらいマーダーミステリーをやっていた。シナリオの中の役を演じて、情報を集めながら事件の犯人を突き止めるゲーム。
8人参加するシナリオで、時間の割には考えることが多かったのでかなり疲れた。
しかも私に割り振られた役が犯人だった。直近の何回かでプレイしたシナリオでは潔白の立場が多かったので割と楽だったが、久しぶりに焦った。ただ、犯人役というのはバレないようにするため荷が重くなる一方で、自分に票が集まらなければ誰が疑われてもいいので気楽な面もあった。
点数としての結果は良くなかったが、嘘の推理を披露するターンで何人かは欺けたし、終了後にその人たちから「完全に騙された〜」と言ってもらえたので嬉しかった。思い出になるのはこういうところだ。