2021年10月29日 痛チョコの輝き

国政に喝を入れる者たち。

今日偶然にもさすまたについて会話する機会があったのだが、シンプルなさすまたではU字の部分を犯人が掴んで抵抗できてしまうため、棘付きのさすまたというものが実際にあるらしい。だからちいかわのさすまたはかなり実用性を持った形態をしているわけだ。まあ奴らにとっては唯一の武器だからな。

これ見た瞬間に『暑中お見舞い申し上げます』のイントロが流れた。

チーズは商品によって形を変えすぎな気がする。6Pチーズ、ベビーチーズ、ベルキューブなど……。形を買えることで商品としてのアイデンティティを分散させているとも言うべきか。さけるチーズも形で売ってるもんな。でもあのゴムみたいな歯応えは唯一無二で好きだ。

板チョコは、意味が分からない。絶対食べづらいし、業務用みたいじゃんと思っている。私はそもそも甘い菓子を好んで食べてこなかったのでチョコレートに対する関心も薄かったが、それにしても板チョコを買って食べる人の気持ちはなかなか理解できない。

長谷川町子の漫画で著者本人か誰かが「ギブミーチョコレート」と言って米兵からもらっていたチョコレートと、あたしンちの巻末にある話でみかんが幼いときに銭湯でもらっていたチョコレートは美味そうだなと思う。それ以外では板チョコの魅力を感じることはなかなかない。

いや、

あー

かなり忘れてたけど、俺中学のときに板チョコ買ってたことあるわ。

なんか自転車で集合して遊ぶときに板チョコ食ってたらカッコいいかなと思って、買ってた。カッコいいというか、外で遊んでる男が板チョコ齧ってたら意外性あってモテるんじゃないのかなと思って食ってたわ。自転車に跨りながら。
ガッツリ甘いのは苦手だからパフが入ってるクランキーの板チョコを選んで、頑張って食べてた。
俺がチョコを食べてることなんて誰も気にしてなかったけど。

ああ

なんかもう恥ずかしさとかより、自分にそんな時代があったことが眩しく感じてしまうな。

まあこういう需要のために板チョコはあるのかもしれない。

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