今日の日記の最後では、衝撃的なニュースをお伝えします。
サブウェイ♪ この胸にサブウェイ♪
前回はじめてサブウェイに行ったときは時間の都合でパンを焼けなかったので、今回は「焼いてください」と伝えるよう意気込んでいたら、何も聞かれず勝手に焼かれた。美味かった。
あと、サブウェイのパンはかなり速く焼ける。そういうすごい機械がある。
だから焼いた方がいい。本当に忙しいときは、そもそもサブウェイに行かない方がいい。
素揚げに興味を持ったので調べた。
「なるほど、そういうことなんですね。納得です。」
この一文なんだろう。別の誰かが登場してる?
夜。日高屋で味噌ラーメンの大盛り。
いつもよりスープの色が濃く見えた。
食べ終わって、会計したら店員がレシートを渡してきた。これはもちろん普通のことだ。しかしそこには「モリモリサービス券」が添えられていなかった。
日高屋といえば、麺を無料で大盛りにできるモリモリサービス券を会計時にもらい、次回それを使って大盛りにし、その会計でまた大盛り無料券をもらうというサイクルが定番だ。
その券が渡されなくては、私は次どうやって日高屋に行けばいいのか分からない。怖くて敷居をまたげない。
だから店員に「モリモリサービス券もらえませんか?」と言った。大卒の25歳が。
そしたら店員がこう答えたのだ。
「あの券、もう配布終了しちゃったんですよ」
配布終了?
なにが?
店員が指差す先の紙には「4月30日をもって、モリモリサービス券の配布は終了しました。配布の再開は未定です。」と書かれていた。
モリモリサービス券が、配布終了?
大盛り輪廻の定期券が、終わり……?
大盛りにしたら、そこで配布終了ですよ……?
熱烈バスケ食堂 安西先生……?
私はできるだけ明るい声色を意識しながら「あー、あ、そうなんすね! ハイ、全然大丈夫ですよ! 大丈夫なんで! え、もう無い、ん、すよね……? そうなんすよね!? ハイ、すいません!」と答えて外に出た。
店員の表情は、申し訳なさそうにしているのか、あるいは俺を憐れんでいるのか分からなかった。
漫画『孤独のグルメ』で店長にパワハラされていた外国人店員の、最後の表情みたいだった。
俺ってもう、人生で、あの薄くてカラフルな紙を財布に常備させることがなくなるのか。
えー。
まあ、いいや! モリモリサービス券があったせいでいつも1000円札とか入れづらくなってたし!
財布の隙間からあの紙がチラチラ見えてるとダサくて困ってたんだよなあ! これでもうその心配がなくなると思うとせいせいするぜ! あーよかった! 二度と配んなよあんな紙! わかったな!
もう日本は終わりだ……。