2022年6月23日 雨が降れば鬼谷が迂回する

俺の朝は1枚の食パンから始まる。

そして俺の昼はケバブライスに始まり、

俺の夜はケバブサンドで終わる。

気づけば1日2ケバブ。俺はどうしてこういう食事をするのだろうか。

ワッパージュニアを5日間で20個食べたこともあったからな。そういう性質なんだよ。

思えば家族みんなそうだ。

前々回実家に戻ったとき祖父はひたすらヨーグルトを食べていたが、前回戻ったときにはもう「ヨーグルトはうまくない」と言ってプリンを一晩に3個食べたりしていた。
そう考えると俺はこの人の孫なのかもしれない。

会社の机に真希波・マリ・イラストリアスのフィギュアが置いてあった。

「真希波・マリ・イラストリアスだ」と思ったけど、「マリさんじゃないっすか〜」と言った。
フルネームを呼ぶのはちょっとアレかなと思って。

でも言いたい。
真希波・マリ・イラストリアス。

カエルを見た。やはり俺の生活圏にはカエルが多すぎる。

しかし今日は存在を確信したうえで目撃したので、まだだいぶ楽だった。突然いるのを踏みそうになるのが一番困るから。そういう意味ではツイートの人は相当のショックを受けたことだろう。

今日のカエルは写真を撮った直後にいきなり飛び跳ね、そのまま立ち止まることなくピョンピョンと道端の草むらに突っ込んでいった。
私の気配みたいなものを察知した上で、それを避けるための行動だったような気がする。

そういうふとした瞬間に見せる危機感みたいなのも怖い。それまでぼんやりと道の真ん中に佇んで踏まれそうになっていたのに。

もしやカエルらは、ギリギリまで「人間よ、気づかないでくれ……!」と祈っているのではないだろうか。何も考えていないのではなく、ずっと緊迫感を抱いている可能性がある。で、どうしようもなくバレたと認めたときに跳ねる。(でもなかなか認めない)
そうでなければ納得できない突飛さがあると思うのだ。まあ私が納得できる思考をカエルらが持っている必要性はどこにも無いわけだが。あと捕食中の野生動物なら常に緊迫感を抱いていてもなんらおかしくないか。

もう最近は「今日の天気、カエルが喜ぶだろうなあ」とか考えるようになってしまっている。
カエルが喜びそうな日には、カエルが生息する場所の通行を極力避けるのだ。

しかも今日なんかは「カエルの餌になる虫が喜ぶような天気って、どんな天気だろう……」とまで考えていた。虫が多い日にはカエルも活発に動くだろうからな。
もはや天気予報の情報をカスタムして「カエル指数」とか作りそうなほどのモチベーションである。これ完成したらカエルにも需要あるだろうな。虫にも。

ふむ。この調子で頑張っていったら俺はことわざになれるような気がする。

タイトルとURLをコピーしました