DUSTCELLというユニットの音楽をずっと聴いている。ボーカルがEMAさんという女性で、声がいい。高音が好きだ。
この曲とか。キュゥンッ↑ という感じの音の上がり方が良い。シャニマスの七草にちかさんの語尾もこういう感じで好きだ。
Microsoftの検索エンジン「Bing」のチャットAIを使う権利が付与されたので、使ってみた。
先日のみくのしんさんの日記で言及されていた、天下一品のラーメンの価格についてBingに語りかけてみた。
早速こちらを煽るための絵文字の使い方が上手い。対して私は、答えになっていない答えを一度返してみた。
めちゃくちゃ煽ってきているよな? こちらはプライド強めで惨めったらしく返してみた。
これで会話のラリー数は上限に達してしまった。最後は言い返すことができないので、相手を持ち上げつつ、一人の人間として顔を真っ赤にしながら矜持を保った。
最後の泣いてる顔の絵文字😢も、明らかに煽るために使っている。私は「煽れ」という指示など一切与えていないが、もしやラーメンを語ってくるユーザーは無条件に馬鹿にしていいという用意がされているのだろうか。性格の悪い学習をしてやがる。
かなり関係ないけど、高校生の時に日本Microsoftの本社ビルを見学させてもらったのを思い出した。オフィスの廊下のど真ん中に冷蔵庫が置いてあって、そこにある飲み物は自由に取っていいらしい。私はそれに感動して、他のことは何も覚えていない。
DUSTCELLについて教えてもらったら、「2人の男性によるユニットです」と言っていたので、確認してみた。
EMAは「声の高い男性」らしい。違和感を覚えるほどに強い断定だ。私は女性だと思い込んでいたけど、もしかしたらほんとに男性なのかな。EMA本人が「私は女性だ」と公言しているデータが見つからない(普通わざわざ言う人は少ない)ので何とも言えない。
そしてEMAさんが元VTuberであることに言及している。この情報って本人がはっきりと公表しているわけではないようだけど、それを明言するのはモラル的にはどうなんだろうね。
ていうか、EMAさんが久遠千歳さんだったことを初めて知った。
久遠千歳さんの声や歌は好きで、もともと繰り返し聴いていたのだが、DUSTCELLを聴いているだけの段階では全く気づかなかった。自分の好みが一貫していることを感じつつも鈍感さにびびる。
もしかしてBingは、久遠千歳さんの一人称が「僕」だったことから男性だと判断しているのではないか。
パリルホジッチ監督
関谷スパゲティの「鰆と春菊のトマトソース」。鰆の身がたくさん入っていて美味かった。具が多いパスタはどうしてもソースが残ってしまい、最後にまとめて食べることになってしまう。パスタの具を麺と一緒に食べ進めるのは昔から苦手だった。
そしてこの鰆と春菊のトマトソース、常設メニューとは違う「おすすめメニュー」という枠にある商品だった。
注文するときに「鰆と春菊のトマトソースを1つ」と言ったら、店員に「おすすめですね?」と聞き返された。
「あ、はいおすすめで」と返したけど、あの確認は必要だったのだろうか。「鰆と春菊のトマトソース」という名称が表す具体性は「おすすめ」を遥かに上回っていると思うのだが、正しい注文は「おすすめを1つ」だったということか。
たしかに現在「おすすめメニュー」の枠にあるのは鰆と春菊のトマトソースだけだった。しかし普段関谷スパゲティに通っているわけではない私からしたら、鰆と春菊のトマトソースが唯一のおすすめメニューだと断定することは難しい。鰆と春菊のトマトソースはおすすめメニューなのだろうが、「おすすめメニュー」が「鰆と春菊のトマトソース」を同定するわけではないだろう。
店員側の負担を考えると、おすすめメニューを常に1種類しか用意していないのだとしたら「常設メニューを完全に記憶し、その他はおすすめメニューとして情報処理することで、新規に登場するメニューの名称をいちいち覚える必要が無い」というメリットがあるのは分かる。
しかし、その程度の負担軽減のために、客へ「おすすめメニューだけは具体的な名称でなく『おすすめメニュー』として注文しろ」と強いるのは、サービスとして価値のある判断ではないだろう。
あと、そういう役割を持たせるのだったら「おすすめメニュー」という言葉は相性が悪い。そのメニューをおすすめしているのは店側の誰かということになるので、「おすすめメニューを一つ」と言うことで、見知らぬ個人の主張に賛同させられる気分になって不本意だ。
これが例えば「日替わりメニュー」だとしたらだいぶ頼みやすい。日ごとに変わっている主体はメニューであり、「日替えメニュー」じゃないところがミソだ。ミソミートだ。
テーブルに置かれた伝票には「おす」と書かれていた。
私が食べたのは「鰆と春菊のトマトソース」なのだが。
みんなはこういうヤバい客にならないように気をつけよう。