久しぶりに雨が降り、気温が低かった。それでも、もう冬ではない。「雨が降ったから寒い春の日」だ。
春の訪れは、料理をするにあたって利害どちらもある。
分かりやすい「害」の方から言うと、気温と湿度が高くなることによって、食べ物は腐りやすくカビやすくなる。これは結構困る。
冬は台所全体が冷蔵庫みたいなものなので、料理が入った鍋をそのまま置いておくことができるが、春以降は「常温」になってしまう。それなりに時間が経った豚汁の脂が固まっていないのを見てビビったりする。
「利」としては、水道水が温かくなることだ。これによって料理や洗い物のハードルがグッと下がる。常温のままでも手が冷たくならないし、脂が落ちやすい。冬は湯沸かし器を使わないといけないのが案外負担だからな。
いつも考えてるのは、それまで料理をしていなかった人が新たに始めるとしたら、冬と夏どっちがいいのかという問題。春秋はナシで。
冬は湯沸かし器を使えば水の冷たさは乗り越えられるけど、そもそも台所に立つのが寒いんだよな。夏は手際が悪くても肉体的なスリップダメージがない。まあコンロの火をつけ続けていたら暑くなるが。
温かい料理の美味しさを強く感じるなら冬なのかな。美味しい食材も多い季節だし。
夏は料理のハードルは低いと思うんだけど、継続的にハマるかといったら微妙というか、「まあこんなもんか」と思ってるタイミングで何か腐らせちゃって一気に萎えるというルートが想像できる。
家の中にいることが多い時期という点でも、冬か。
冬です。料理を始めるべき季節は冬です。
今ならまだ間に合います。
栄養っぽいものが食べたくて、日高屋でニラレバ定食。
最近ずっとApple Musicで音楽を聴いているのだが、どうにも飽きてきた。どんな曲を聴いても本当に聴きたい曲が別にある気がしてならず、再生を止めてしまうことがある。
そこで、ふと気づいた。
ハロプロである。
私は最近ハロプロの曲を全く聴いていなかった。サブスクに無いからである。しかしかつての私はライムスターかハロプロかという二択で生きていた。最近はその片方をうっかり忘れて過ごしていたのだ。
そこで引っ張り出したのが、iPod touchである。これは母親がクレジットカードのポイントを貯めて獲得したもので、私が高校生のころにもらった。今も待ち受け画面には3年生のクラスの時間割の写真が設定されている。
このiPod touchにはまあまあな数のハロプロ曲が入っている。「ブチアゲハロプロ」という精神の昂揚だけを目的としたプレイリストも入っている。かつて映画の撮影現場で働いていた頃、疲労しきった体に鞭打つため行き帰りの電車で繰り返し聴いていたプレイリストだ。
今、このiPod touchは「聴きたい音楽」の宝庫になっている。
ライムスターのアルバム「HEAT ISLAND」はApple Musicでも配信されているのだが、表題曲の「HEAT ISLAND」は歯抜けで配信されていない。
多分コラボ相手の権利の関係だと思うが、私はこの曲が一番好きなのでもどかしかった。そんな曲もiPod touchには入っている。聴き放題である。
ちなみにこのアルバムだと「紳士同盟」もかなり好き。ロマンクルーというグループとの曲で、将絢(しょうけん)という人の声がめちゃ渋でカッコいいんだが、将絢は10年以上前に脱退してしまっているんだよな。
これとかいきなり将絢で始まる。超カッケー。
戻ってきてくれーーー
えっ
検索したら、半年前にロマンクルーのメンバーと将絢が合流してる……? やばい。復活してくれ。復活してくれーーーーーッ
まったく、こんなことを知れるなんて……
検索してよかったーーーーーッ