高校の友人の結婚式に出た。
なんか両家の歴史のぶつかり合いみたいなものを感じて感動した。
新婦のお母さんと初めて話したら、新婦の友人らを指して「女いるぞ!」と言われた。山賊か。
披露宴での食事は最後にデザートビュッフェのような形になり、司会のアナウンスで「どなた様もご遠慮なくお取りください。女性はもちろん男性も。最近は『スイーツ男子』なんていう言葉もありますし……」と発されていた。むしろ最近は言わないだろと思って笑ってしまったけど、向こうは本気なんだよな。
おいしかったので食べまくった。スイーツ男子だと思われたかもしれない。
結婚式のもろもろが終わり、二次会までに時間があったので、どう時間を潰そうかという話になった。
すると新郎が「俺んちの実家の仏間にいていいよ」と言うので、結果そうなった。そんなことあるか?
家主のいない家に同級生一同でお邪魔し、仏壇にお線香をあげてゴロゴロしていた。
ゲームキューブが置いてあった。
なんとなく電源ボタンを押してみたらオレンジのライトが点いた。通電済みのゲームキューブが令和5年に存在するな。
この時代にゲームキューブで遊んでるやつの結婚を祝うため我々は集まったのか、とも思った。(あとで訊いたところ、『NARUTO 激闘忍者大戦4』を今もやってるらしい)
スマブラDX。
一つだけ登録されている名前が「ウんち」だった。
こいつの結婚を祝うために我々は集まった。
写真撮影時のポーズ、全部ペッパーミルにした。