2023年8月10日 僕の心の嫌なやつ

朝から晩まで編集漬けだった。編集をしていると、自分の中の「嫌なところに気づく奴」がどんどん姿を現してきてちょっと罪悪感ある。まあ気づかないよりはマシだろうけど。

そういう嫌な考え方ができなくなったら、仕事とか関係なく、死んだようなもんだしな。

富士そばのカレーかつ丼とミニそば。ミニそばにはワカメが乗っていて嬉しい。

食券番号がB29だった。こんな時期に。

質問に答えてみよう。

食べ過ぎの原因は、元来の食欲が強いからなんだろうか? あるいはストレスから逃れるための手段として食事を選んでいるのだろうか。質問後半の文章を読むと後者のような気配もあるが、そうだとしたらストレスを無くす方向でも考えたほうがいい。場合によっては心療内科とか行ってみたらどうか。

直感的に、食欲の発散をほかの行動で代替するのは難しいと思う。だって何かを食べない限りお腹は空き続けるから。欲以前の物理的な話。だから、それでも食べてはいけないのだとしたら、健康を損ねない程度にその状況を耐え続けるしかない。

もしかしたら、ダイエットの目的があいまいなのではないか。なぜ痩せたいのか、痩せないとどうなるのか、「痩せずにいた場合の損失」と「いま食事を楽しむこと」はどちらを重視すべきなのか、が判断されていないような気がする。

目標のないダイエットはつらいと思う。例えば「9月に意中の相手とプールに行く予定がある」としたら、それまでに自分が理想とする体づくりをしないとどんな目にあうか想像しやすいが、そういった目標なしに漠然と「やせたい」と思うだけで頑張るのはなかなか難しい。理由のない我慢はシンプルにつらい。

ダイエットの目的がはっきりすれば、我慢の価値が分かるからやりやすくなる。食べることをほかの快楽で代替するのではなく、我慢していること自体を間接的な快楽にする考え方だ。我慢している自分を褒めるということではなく、「食べていない今この瞬間によって利益が生まれている!」とストレートに実感するということ。その実感のためにはダイエットの目的の理解が不可欠だ。

肉体的な問題だから一旦ダイレクトな苦痛を乗り越えなきゃいけないけど、我慢全般の中ではわりと結果が現れやすいほうだと思いますよ。目的のためにがんばってください。あるいはダイエットの目的が無いと分かったのなら、食べたいままに食べ続ければいい。突き放しているのではなく、食事以外に優先することがないんだったら食事を優先すればいいじゃないかという話にすぎない。

あとは痩せるなら筋肉を動かしてエネルギーの消費量を増加させた方がいい。運動のことです。ダイエットって、肉体におけるエネルギーの貯蓄を減らすことだから。エネルギーの無駄遣いをしよう。

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