富士そばのカレーかつ丼とそば。
富士そばではカレーかつ丼を割とよく食べる。そのきっかけは、かつてTwitterで見かけた「富士そばのカレーかつ丼を “惑星” と呼ぶムーブメント」だった。
私は木下龍也さんのツイートでそれを知り、当時まだ富士そばに行ったことがなかったが、その「惑星」を食べるために初めて足を運んだ。以来、特別メニューのキャンペーンや割引などが無い限り惑星を食べている。実際うまいし。
私が惑星のことを知ったのは木下龍也さんがきっかけだが、惑星というネーミングの起源については知らない。木下龍也さんが第一人者であるかどうかも知らないし、実物を食べたとてなぜ惑星なのかは分からない。
でも、食べるたびに「これを惑星と呼ぶ勢力がある……」と思いを馳せてしまう。「まカべ」も似たようなポジションだ。
ちなみに今日行った富士そばでは「肉骨茶(バクテー)そば」が復活していた。ニンニク臭が超強いので人に会う日は食べにくいが、冬にぴったりの滋養メニューである。胡椒が強いのも良い。無くならないうちに食べておきたい。
食べたことない人はぜひ食べてみることをおすすめします。
そういや数年来の知り合いと先日話していたら「家ではお母さんがバクテーをよく作る」と話しており、かなり衝撃を受けた。バクテー自体食べたことない人が多いと思うのに、ましてそれが母の味となっているなんて。そして私に対してはそういう日常を数年間見せていなかったという、もはや当人にとって話題性も感じないエピソードであるということも驚いた。
まだ場数を踏んでいないというだけで、私はバクテーがかなり好きかもしれないという実感がある。スープ料理だしな。スープは良いよ。鍋より良い。鍋は最終的につゆを捨てるというのがおかしい。
夜道に麺だけ残されたカップヌードルがあった。
過激なスープ派による仕業かもしれない。