2022年11月28日 寝る気スイッチ

昨晩(27日夜)はサッカーを見てから2時間ほど仮眠をし、そのまま一睡もせず朝を迎え、外出した。
帰宅後、風呂に入り、ぶっ倒れるように眠って、今は朝である。

基本、0時前に寝ると2,3時間で起きてしまう。
そして中途半端に眠気が覚めた状態で朝を迎え、社会的な行動をするころ本当の眠気に襲われる。なかなか思い通りに睡眠ができない。

体の側面にダイヤルとスイッチがついていて、キリキリと「8時間」の目盛に合わせスイッチを押すと3分後に脳の電源が落ちて8時間後にパチっと起きる、というのをよく妄想する。
どうにかできないものか。

生活習慣を完全に固定すれば訓練はできるのかもしれないけど、どうしても夜更かししたい日や早起きしなければいけない日は生ずるから、「自分もう1時〜9時は就寝する人生にします!」と宣言するのはほぼ不可能だ。テレビやネットの無い時代は日没とともにほとんどの活動が停止したことだろうが、人類は太陽に頼らずとも生きられるようになってしまった。

それにしても、睡眠は自らの体力を回復するための最たる手段なのだから、もう少し柔軟かつ貪欲に眠れるようなシステムでもよいんではないか。もしくはそれも太陽という動力を連結させなければ利用できない機能なのか。

noteなどにサッカーのことを書いていたら、それを読んだ知り合いから「サッカー詳しそうですね」と言われてしまったが、そんな自覚はないので焦ってしまった。
正確に言うと、サッカーという競技のルールや大会のシステムはおおよそ把握している。だから観戦する上では不自由なく楽しめるし、日記ではそういった知識に基づいて試合を記録し、場面に応じて選手名を当てはめたりしている。

しかし、選手ごとの情報や特徴などは全くわからない。一般的に「詳しい」とするならこういうことを知っておくべきという感覚があるが、私は彼らが普段どのチームに所属しているのか、なぜ日本代表として選ばれているのかすら知らない。海外選手についても、TikTokでスーパープレーが紹介されている者しか知らない。

逆に言えば、ルールの分からないスポーツもあまり無いかもしれない。どんなスポーツも見れば見れちゃうというか、ルールは理解したうえで勝敗を分けるポイントを自分なりに分析しつつ楽しめる基礎はある気がする。

ただ実際にプレーするとなると、その理解や分析を肉体で再現しなければいけないから一気にハードルが上がるよな。

私はサッカーが本当に苦手だった。体育の授業や昼休みなどで頻繁に行われる割には、脚しか使えないというルールが特殊すぎる。同時に、部活動などでサッカーを日々練習している人が一定数いるので、その実力差の混同がひどいことになる。

だから私はいつも率先してキーパーをやっていた。キーパーは手が使えるし、ドリブルをしなくていいからである。サッカーの弱点を見事に克服したポジションなのだ。
今考えればなかなか思い切りのいい判断だな。失点の責任とか考えてなかったんだ。

そういや高校3年時のクラス対抗球技大会でもキーパーをやっていた。たしかクラス全員を5種ぐらいの球技に割り振るんだが、私は「自分がキーパーならサッカーをやってもいい」と言った気がする。失点の責任とか本当に気にしてなかったんだろう。
これは全学年合同の大会で、その年は総合点で私のクラスが優勝した。文系のひょろひょろしたクラスだったけど、どうして優勝できたのか。

あ、ひょろひょろしてない奴らがいたんだった。2割ぐらい。あとひょろひょろしてるけど陸上短距離で県大会決勝とか出てるやつもいた。そいつらが大一番のリレー競技でめちゃくちゃ活躍したんだった。そうかそうか。

そういやサッカーも、ひょろひょろしてない2割が頑張っていた気がするぞ。思えば私はだいぶ楽をさせてもらった。今でも優勝の思い出だけに便乗させていただいている。
ありがとう、当時の高校3年生。

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